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ガメラ対宇宙怪獣バイラス

がめらたいうちゅうかいじゅうばいらす

『ガメラ対宇宙怪獣バイラス』とは、1968年に公開された特撮映画。
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概要

前作『大怪獣空中戦ガメラ対ギャオス』以上に子供を意識した明るい話になっているほか、アメリカのバイヤーの要望で新たに白人の子供がレギュラーとして登場するようになった。
また、ガメラを称える主題歌「ガメラマーチ」が新たに採用され、今作以降シリーズの主題歌となった。

一方、大映の経営難が本格化した影響で、前作から予算が約3分の1にカットされ、撮影期間も1ヶ月にすら及ばずわずか25日に留まった。そのため、ガメラが飛行するシーンで回転ジェットの代わりに後ろ足だけジェット噴射して飛行していたり(足だけを引っ込めて飛行するあの形態ではなく、それまでは回転していたはずの姿で回転せず飛んでいるという状態)、過去の映像を無理やり流用したりと(『大怪獣ガメラ』の映像を差し込んだせいで、カラー映画なのに一部だけ急に白黒になる。設定上は円盤から見た映像ということになっている)、数多くの試行錯誤が見られる。
華々しく流れた「ガメラマーチ」も、その辺の子供たちを寄せ集めて歌ってもらった代物とのこと(にしては結構達者な歌声だが)。さすがにこのことをそのままクレジットするわけにもいかず、存在しないはずの「大映児童合唱団」なるグループの歌唱ということにされた。

湯浅監督はじめ制作スタッフは本作が最終作になるだろうと考えていたが、思いのほかヒットしたためシリーズの継続が決定した。しかし無情にも予算はそのままにされてしまい、必死の試行錯誤は次回作以降も続くことになった。湯浅氏もこれには参ったらしく、後に今作のヒットを振り返って「映画がヒットしたのに困ったなと思ったのは初めてだった」と語っている。
今日振り返ってみると今作は、昭和ガメラ最大の特徴ともいうべき低予算・突貫工事の二要素がいよいよ姿を現した、転換点ともいうべき一作であった。

海外版は上映時間が基準に満たなかったため、バイラス人が見た過去のガメラに関する記録映像の尺(ガメラとバルゴン及びギャオスとの戦闘場面)が日本公開版より多めに撮られており、湯浅監督は後年このことを知ったという。

あらすじ

地球征服を企てるバイラス人の宇宙船が襲来したが、それを事前に察知したガメラによってすべて破壊された。
しかし破壊される間際に送られた映像を見た宇宙船2号機に乗っていたバイラス人は、地球侵略の邪魔になるガメラの排除を目論む。

そのころ芽ヶ崎開眼でキャンプをしていたボーイスカウトの中谷正夫とアメリカ人の少年ジム・モーガンは、潜水艦で探検していたところガメラと遭遇。一緒に海底遊泳を楽しむが、バイラス星人の宇宙船から発射されたスーパーキャッチ光線によって動けなくなってしまった。
ガメラが子供に手が出せないことを知ったバイラス人は正夫とジムを人質にガメラの動きを封じた。

ガメラは頭に脳波コントロール受信機を取り付けられて操られ、日本を攻撃する。政府は閣議の結果、ガメラを攻撃する苦渋の決断を下した。
一方、宇宙船にとらわれていた正夫とジムは、脱出とガメラ救出作戦を画策する。


関連タグ

昭和ガメラ

ガメラ対大悪獣ギロン:次回作
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