概要
『週刊少年ジャンプ』1979年1月25日増刊号に掲載された、鳥山明の読み切り漫画。現在は『鳥山明○作劇場』に収録。
女の子が主人公となっているのは鳥山の担当編集者だった鳥嶋和彦の案によるもの(鳥山曰く「イヤイヤながら描いたら思ったよりウケたので結果オーライ」らしい)。
この作品が読者の高い評価を得られた事がきっかけで、その後始まった鳥山の連載作品「Dr.スランプ」の主人公はロボットの少女となった。
警察署の署長や暗悪健太はDr.スランプにも登場している。
あらすじ
「スランプ! 署長がよんでるぞ」
「えっ!?」
「マンガを」
「ズコー!!」
こんなやり取りが日常茶飯事な地方都市の警察署・運床署に、18歳の婦人警官が赴任してきた。新米刑事・スランプ(勿論仇名である)は期待に胸膨らませるが、やってきたのは常に寝ぼけ眼、やることなすこと破天荒なおバカ婦警・赤井トマト。初日の研修からムチャクチャやらかしまくるトマトに頭を抱えるスランプだったが、警邏中に凶悪犯・暗悪健太と出くわしてしまい…。