概要
1988年に行われた週刊少年ジャンプ20周年のイベント「ジャンプ・アニメ・カーニバル」で50分上映された、鳥山明監修のオリジナルアニメ。製作はJ.C.STAFF。
主人公兄弟の超人的な能力、ハイヤードラゴンにも似た竜のデザイン、鳥山メカニズムなど、鳥山ファンには嬉しい作品。ドラゴンボールが中国を舞台とするならこちらは日本が舞台。また、鳥山明も本作で芦田豊雄のデザインに学んだという。余談だが、声優にはゲゲゲの鬼太郎とドラゴンボールに出演しているメンバーが目立つ(この2シリーズの間も共通する声優がかなりいる)。
制作段階ではシリアスな作品になる予定だったが、まるでカントリーミュージックを思わせる曲を戦闘に使うなど、コミカルな部分もある。ただし、竜が人間の欲で絶滅寸前になってしまったり、主人公兄弟の両親をふくむ島民のほとんどが死亡したなど、かなりダークな設定もある。
コンペイ島は日本の領海内にあるが、本土の人間は英語を喋り、自転車は不良の乗り物と思っているほど文明的に隔離されており、非常に特徴的な地形を持ち、竜を始め独特な生態系を持つ(他には、ダチョウの様な鳥や奇怪なトカゲや魚、フッソの花が見られた)。
島民は常人と比較にならない身体能力を持ち、主人公の小助と力丸は幼児だが超人的な能力を持つ、最後の一頭になった雌竜のポチを守るガードマンである。怪力を持ち、壁を走り、常人には絶対無理な体勢でミサイル顔負けの速度で走り、初見の拳銃やガトリング砲の弾丸を見抜き避け、蓮の葉で空を飛び、口から火を吹き、多少の飛行が可能など、少年期の孫悟空にも匹敵する戦闘力を持つ。父親も凄まじい能力を持っていたらしい。