概要
愛知県北西部にある市。尾張地方に属する。人口は約6万7千人。
名古屋市と一宮市に挟まれた名岐間の市の1つで、名古屋や一宮などのベットタウンで知られている。
かつては尾張の政治の中心であり、室町時代の尾張守護・斯波武衛家が清洲に守護所すなわち清洲城を築城し、戦国時代には織田信長も一時期本拠地にしていた。信長が本拠地を小牧山城に移したのちでも尾張の中心であったが、江戸時代に尾張藩が城下町ごと名古屋に本拠地を移したため廃れた。
とは言え、現在でも一宮や名古屋とともに尾張地方の政治の中心であることには変わりない。
名前の由来である『清須』は『清洲』と混在しているが、どちらも間違っていないが歴史書によって異なっている。
特に江戸時代初期に『三河物語』など徳川家康関連の書物は『清須』表記が多く、『信長公記』などは『清洲』が多かった。
尚、当市は2005年(平成17年)7月7日に 西春日井郡西枇杷島町、清洲町、新川町との合併により発足した市で、町時代は信長関連の『清洲』が採用されたのに対し、新市名では家康関連の『清須』が採用されている。
地形は殆ど平坦で、大半の地域が海抜10m未満なので浸水被害を受けやすい。
又、伊吹おろしを受けやすい影響で冬になると雪も多くなる。
隣接する自治体は名古屋市西区、中村区、稲沢市、一宮市、北名古屋市、あま市となっている。
交通
鉄道
市の中心駅:須ヶ口駅
枇杷島駅 尾張星の宮駅
西枇杷島駅 二ツ杁駅 新川橋駅 須ヶ口駅 丸ノ内駅 新清洲駅
須ヶ口駅
道路
高速道路
- 名二環:清州東IC(17)(名古屋南方面出入口) 清州JCT(17-1) 清州東IC(17)(飛島方面出入口) 清州西IC(18)
- 名古屋高速6号清須選:清須TB 清須出入口 清州JCT
- 名古屋高速16号一宮線:清州JCT 春日出入口