概要
漫画内の空間で実体を持った線ではなく、動きや感情を視覚的に表すための画法である。
昔は一本ずつ手で書いていたが、やがてスクリーントーンが生まれ、現在のデジタル環境では簡単に作ることができるようになった。
効果線の例
何かに注目させることができ、これで存在感が表現される。動きとは関係なく、止まっているものでも焦点が当てられると集中線の出番になる。なんの変哲もないものが過剰に強調されると笑いを生む。
物体の絵と組み合わせることで動きを表現する。線の方向で動く角度を、線の量で動きの速さ(多いほど速く見える)を表現できる。
網目模様を配置することで独特の雰囲気を出す。心理描写にも使える。