中鶴勝祥
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なかつるかつよし
日本のアニメーターである。
1962年5月22日生まれ。大分県出身。東映動画(現・東映アニメーション)出身で、現在はフリー。 デジモンシリーズや鳥山明関連作品と深い縁がある。
高校卒業後、1981年に東映動画に入社。デビューしてしばらくは海外合作の作画スタッフとしての仕事がほとんどだったが、「鳥山明の絵を描きたい」と自ら志願して、1986年に放映開始の『ドラゴンボール』では第4話より原画で参加して注目を受ける。『ドラゴンボールZ』では作画監督も経験し、魔人ブウ編から『ドラゴンボールGT』、『ドクタースランプ』ではキャラクターデザインを担当。
さらに、Vジャンプ連載の漫画『ちょっとだけかえってきたDr.スランプ』、『貯金戦士キャッシュマン』のリメイク版では作画も担当。『ドラゴンクエスト・キャラクターズ トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』のパッケージなどドラゴンクエストシリーズ関係のイラストも手掛けている。
デジモンシリーズに参加したきっかけは『デジモンアドベンチャー』のキャラクターデザインを当初、鳥山明を起用する予定だったが実現せず、鳥山に近い絵が描けるという理由で起用されたこと。 以後、『フロンティア』までのキャラクターデザインを担当。
鳥山本人からの評価も非常に高く、2003年の対談では「中鶴くんの絵は僕の絵よりも僕らしい」「僕がマルチョンで描いたネームを中鶴くんが仕上げてくれたら理想」とまで評している。実際『ドラゴンボールGT』の頃には、中鶴のキャラクターデザインを見て鳥山が「いつこんなものを描いたっけ」と自身の手によるものと勘違いしたことがあったという。
漫画
- ちょっとだけかえってきたDr.スランプ・・・中鶴作画による描き下ろしのオールカラー
- 貯金戦士キャッシュマン・・・鳥山による漫画のリメイク作品
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