曖昧さ回避
- スカイネットアジア航空 - 宮崎県に本社を置く日本の航空会社の旧称。現在はソラシドエアに改称。
- スカイネット - フィギュア・鉄道模型等の塗装済み完成品を専門に扱う青島文化教材社の自社ブランド名。
- 匠本舗と蟹本舗を運営する日本の企業「株式会社スカイネット」。
- スカイネット - 映画『ターミネーター』シリーズに登場する架空のコンピューター、その総体である。本記事ではこちらを記述する。
スカイネット(映画ターミネーターシリーズ)
作中から見た近未来においてアメリカ軍の核攻撃システムを掌握し、世界を核の炎で焼き払った後も生き残った人類を執拗に攻撃する高度な人工知能システム。
作品ごとに頻繁に時間軸が変化しているため、作品によってその正体は様々。共通する事柄としては、
- 自我をもった人工知能プログラムである。
- 軍の核攻撃システムを一方的に掌握できるほどの高度な処理能力を有する。
- 人類に対して執拗なまでに敵意を向けている(理由は劇中では語られない)
- 最終的に人類に敗北し、その敗因を取り除くためにタイムマシンを開発してターミネーターを送り込む。
- 映画・第5作目ターミネーター:新起動/ジェニシスにてそのルーツが明らかになる。
- 『ニューフェイト』では、T2でのサラ・ジョン・T-800の活躍でスカイネットが存在していた未来が消滅する。しかし平和になるはずだった未来に、スカイネットに代わる新たな戦争用AI『リージョン』が登場。結局人類の敵のポジションが別の存在に変わっただけで、人類の危機は回避できないままだった。しかもスカイネットは消滅する前に、別のT-800を送り込んでいた…
- アニメーション作品ターミネーター0では時間軸に対することが言及されており、スカイネットが過去にターミネーターを送る度に新しい時間軸が生じるだけ。仮に人類軍のリーダーを過去に抹殺しても新しい者がとって代わる、そういうイタチごっこを繰り返してることにスカイネットは一切気づいていない。本作における発端となった時間軸における人類軍の様相から、ジョン・コナー以外が人類軍のリーダーになってることが窺える。
スカイネットの歴史
第1作目 | ターミネーター(時間軸1) |
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1997年8月4日 | スカイネット、システム始動。 |
1997年8月29日 | スカイネットはソ連へICBMを発射。核戦争の勃発。 |
2029年7月11日 | T-800とカイル・リース、1984年へタイムスリップ。スカイネットは抵抗軍(人類軍)によって敗北。 |
1984年5月12日 | T-800とカイル・リース、未来からタイムスリップ。T-800によるサラコナー連続殺人事件が始まる。 |
1984年5月後半 | サラ・コナー、カイル・リースとの間に息子ジョンを身籠る。カイル・リース、死亡。T-800、サラ・コナーによって破壊。T-800の腕とチップをサイバーダイン社が回収。 |
第2作目 | ターミネーター2(時間軸2) |
2029年7月11日 | スカイネット敗北。T-1000、ジョン抹殺のため過去へ送り込まれる。人類軍はジョンを守るようリプログラミングされたT-800を護衛の為、過去へ。 |
1994年未明 | T-800とT-1000らが、未来からタイムスリップ。 |
1994年未明 | サイバーダイン社が爆破される。マイルス・ダイソン死亡。T-1000が破壊され、直後T-800も人類を守るため自ら犠牲に。 |
1997年8月29日 | 起こるとされていた核戦争(審判の日)は起こらず。 |
第3作目 | ターミネーター3(時間軸3) |
1994年未明 | サイバーダイン社破産。サイバー・リサーチ・システムズ(CRS)によってスカイネットの開発が引き継がれる。 |
????年 | 年月不詳であるが核戦争(審判の日)が行われた。 |
2032年7月4日 | ジョン・コナー、T-850によって抹殺。代わってジョンの妻が人類軍を率いる。 |
2032年未明 | 改造され人類側についたT-850と暗殺の為T-X、2004年へタイムスリップ。 |
2004年未明 | T-850とT-X、未来からタイムスリップ。ジョン・コナー、かつての恋人ケイト・ブリュースターと再会。これが未来の妻となる。ジョンの居所が掴めない為、T-Xは未来の主要メンバーの暗殺を開始。ジョン発見後はターゲットをそちらに移行。 |
2004年未明 | スカイネット、システム始動。T-850、T-Xを破壊。スカイネットは核攻撃を開始(審判の日)。 |
第4作目 | ターミネーター4(時間軸3) |
2003年未明 | マーカス・ライト、CRSに献体。 |
2004年未明 | スカイネットが核攻撃を開始(審判の日)。 |
2005年未明 | 審判の日より人類軍が結成されたと思われる。 |
2018年未明 | マーカス・ライト、覚醒。人類軍に保護される。 |
2018年未明 | ジョン・コナー、T-800との戦闘で瀕死の重傷を負うも、マーカス・ライトが心臓の移植を申し出たことで生きながらえる。 |
第5作目 | ターミネーター:新起動/ジェニシス(時間軸4) |
2017年未明 | カイル・リース少年がジョン・コナーによって救われる。 |
2029年7月11日 | スカイネット、抵抗軍(人類軍)に敗北。T-800を過去の1984年へ。抵抗軍(人類軍)はカイル・リースを1984年へ送り込むが…? |
1970年未明 | T-1000、未来から少女時代のサラ・コナー暗殺のためタイムスリップ? |
1984年5月12日 | 未来から来たT-800、老朽化したT-800と遭遇?カイル、タイムスリップ早々にT-1000に襲われる。 |
1997年8月29日 | 通称・審判の日。スカイネットがソ連へICBMを発射。核戦争の勃発? |
2007年未明 | この年にカイル・リースが誕生したとされる。 |
2017年未明 | サラ・コナーとカイル・リースが1984年からタイムスリップ。核戦争(審判の日)が起こらなかった未来世界にサラ驚愕する。そして、ジョン・コナーとの遭遇!? |