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T-3000

てぃーすりーさうざんど

T-3000とは、ターミネーター:新起動/ジェニシスに登場したターミネーターの一種。そしてみんなのトラウマである。
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概要編集

形式番号が示す通りT-1000系列のターミネーター。全身が粒子状のナノマシンで構成されており、T-1000同様、他者に変身したり、腕を剣などの武器に変形させる事が出来る。シャーシーを構成するナノマシンは磁場で結合しており、全身を砂嵐状に分解して攻撃するなど、T-1000よりもトリッキーかつ俊敏な動きが可能。また、金属に張り付いて壁を垂直に移動する事も可能である。シャーシーの強度は液体状のT-1000より数段上と思われ、劇中では剣に変形させた右腕で守護者の片腕を切断している。


潜入面においては、のちに述べるある人物の持っていた「人間の思考」を有しているためにより容易になっており、機械的思考に囚われるあまり任務に失敗してきた過去の機体とは一線を画している。


新起動/ジェニシス

右側のターミネーター


「痛かったぞ。リアルな痛みなのか……あるいは進化する前の記憶のいたずらなのか……」


その正体編集

T-3000の正体、それはスカイネットによってターミネーターにされた未来世界のジョン・コナーである。

T-3000は生きた人間の肉体をナノマシンに置換したターミネーターであり、ジョンはカイル・リースを過去に送る際に、部下の中に紛れ込んでいたT-5000即ちターミネーターとなったスカイネットに急襲され、部下を殲滅された挙句、自身はターミネーターに変えられてしまったのだ。

実はジョン以前にもT-3000になった被験体が居たのだが、急激な肉体の変質に精神が追いつかなかったらしく、守護者曰く「精神崩壊して死亡した」らしい。実際ジョンも母親であるサラがあからさまに違和感を感じる程おかしくなっていた。

細胞レベルで肉体を作り変えられている為、当然だが二度と元に戻らない人類の救世主があろう事か人類最大の敵になってしまったのだ


目的編集

彼の目的は後のスカイネットとなるソフトウェア・ジェニシスを起動させ、新たな審判の日を起こすこと。無論、それを阻むあらゆる障害を排除する事も彼の役割である。


弱点編集

弱点は「強力な磁場の影響を受けると粒子結合が不安定化すること」であり、病院のMRIの発する磁場の影響で動けなくなったことから、カイルたちに露呈する。守護者はスピーカーの強力磁石を組み込んだ即席のナックルダスターを作った。しかし、これで殴られても体表が抉れる程度の効果しかない。


最期編集

最期は自身が提供した未来からのテクノロジーである、サイバーダイン社の地下で建造を進めていた未完成品のタイムマシンに押し込められたところを高磁場によって分解され、施設の爆発によって消滅した。これにより、未来のジョン・コナーは死んだことになる。


余談編集

T-3000またはジョンはカイルとサラに「I can't be bargained with. I can't be reasoned with. I don't feel pity, or remorse, or fear. And I absolutely will not stop... ever, until Skynet rules this world!」(「私は交渉や説得ができる相手じゃない。私には哀れみも、良心も、恐怖もない。スカイネットがこの世界を支配するまで私は絶対に動きを止めることはない」)と言っている。


これはターミネーター(1984年)にカイルがサラに言った「 It can't be bargained with. It can't be reasoned with. It doesn't feel pity, or remorse, or fear. And it absolutely will not stop... ever, until you are dead!」(「交渉や説得ができる相手じゃない。やつには哀れみも、良心も、恐怖もない。絶対に動きを止めることはないんだ。君を殺すまで。」)のオマージュである。



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ジョン・コナー

 

ターミネーター:新起動/ジェニシス T-1000

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