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概要編集

映画『ターミネーター2』のラストシーンで、溶鉱炉に沈むT-800が右手でサムズアップをするシーンのこと。

なお、T-800が沈むのは厳密には溶鉱炉では無いが、ここでは溶鉱炉とする。

正式名称はないが、ツイッター上ではこのように呼ばれている。

直前のジョン・コナーとT-800のやり取り、BGM、演出などが相まって名シーンの1つとして挙げられる。


ラストシーンとして非常に知名度が高いという事もあり、どんな作品でも溶鉱炉サムズアップが終盤にあるという明らかに嘘であるとわかるジョークが発生している。


経緯編集

T-1000を溶鉱炉へ突き落とすことに成功したジョン達。

前作のT-800の片腕とチップも投げ入れて終わり…と思いきや、T-800がチップはもう一つあると言って自分自身を指す。

完全にスカイネットの誕生を阻止するにはT-800の処分も必要だったのだ。

自分自身の破壊はできないので溶鉱炉に自身を沈めるようサラに頼むT-800だが、ジョンはT-800を引き留めようとする。

泣きじゃくるジョンを見てT-800はこう話す。

“I know now why you cry, but it's something I can never do.”(訳例:人間がなぜ泣くか分かった…俺には涙を流せないが。)

T-800はジョンを抱きしめ、サラと握手をした後鎖に掴まり、2人に別れを告げ、サラが鎖を降ろすことでT-800は溶鉱炉へと沈んでいく。

全身が沈み、右手が鎖から離れると右手はサムズアップをとりながら沈んでいった…。


I'll be back?編集

I'll be back.”をこのシーンのセリフと勘違いしている人が多いが、実際にはT-800の最後のセリフは“Goodbye.”(さようなら。)である。

ターミネーター2でも I'll be back. は出てくるがそれは別のシーンである。

そもそもT-800が自身を処分する話の流れからして I'll be back. はこのシーンに全く合わない。


関連タグ編集

ターミネーター2

T-800

DOOM:2016とエターナルでこのシーンのパロディが出る。

AmongUS:Polusマップにおいて条件を満たすとパロディが出る

ゴーストバスターズ/アフターライフ:遊びまわるミニマシュマロマンたちをよく見てみよう

異世界スーサイド・スクワッド:作中の登場人物であるクレイ・フェイスがこれのパロディ(ただし、溶鉱炉ではなく泥人間のため自ら溶けていった)。

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