概要
クラウンの上位車種。1991年から2018年まで製造・販売が行われていた。クラウンより高排気量で価格も高い。
セルシオが生産されていた時期はクラウンとセルシオの中間車種だったが、セルシオ生産終了(「本来の姿である」レクサスLSに移行)後はマジェスタがセンチュリーを除く最上位セダンとなっていた。ワゴン仕様はない。
5代目まではクラウンの名前があり、また3代目まではクラウンの王冠エンブレムも装着していたのだが、実際はクラウンとはほぼ別物の車だった。
2013年から2018年4月まで製造・販売が行われた6代目は、ハイヤーや役員送迎車としての実用性を重視してホイールベースを延長した分を後席のスペース拡大に充てたのだが、結果ただの間延びしたクラウンとなってしまった。
15代目クラウンのG-ExecutiveやG-Executive Fourが後継モデルと言うことになってはいるが、実際にはアルファードが後継車になったと言える。
なお、「ご先祖様」として、2代目クラウンをベースとしたクラウンエイトが存在する。
また、中国の自動車メーカー・第一汽車が2006年から2011年まで製造・販売を行っていた高級車・紅旗HQ3は、4代目モデルのライセンス生産車的存在である。