概要
2022年7月に発表された16代目(現行モデル)クラウンのハッチバックモデル。
ステーションワゴンやバンのような、リア形状がハッチバックというクラウンは昔に存在したが、ボディタイプとしてのハッチバックは同車史上前代未聞。ただし細かいことを言えば、ハッチバックと言うよりはショートスタイルSUVだそうだが。
パワートレインは2.5L直列4気筒のハイブリッド(ただし通常のハイブリッドとプラグインハイブリッドの2種類が設定)のみ、駆動型式も4WDのみ。
販売開始はハイブリッドモデルは2023年11月から(オーダーは同年10月から実施してはいた)、プラグインハイブリッドモデルは同年12月からだった。
外装デザインはほぼ同時期に登場したフェラーリ初のクロスオーバーSUVであるプロサングエと酷似しており、実際にクラウンスポーツをプロサングエに近づけるようなカスタムがされることもある。
厳密にはクラウンスポーツのほうが1年ほど後発なのでパクリを疑われることもあるが、ハンマーヘッドグリル自体はプロサングエのわずか2ヶ月後に登場した5代目プリウスで既に採用があることから、本当に偶然だったと思われる(特に最近のトヨタはデザインを尖らせて、被らせない方向に動いているのを鑑みてもそう考えるのが自然である)。
参照記事:トヨタはフェラーリを「パクった」のか? どうしても似てしまうカーデザインの裏側