概要
開発前史としてトヨタは1981年から83年まで、アメリカのウィネベーゴ重工社にピックアップトラックのハイラックスを供給していた。
ウィネベーゴはそれにFRP製のシェル(外板状の覆い)を架装したRV車の「トレッカー」として改造販売し、これにトヨタが目をつけてハイラックスサーフの前身車種となる。
ハイラックスサーフ(北米名4ランナー)は1983年よりトヨタグループでの完成製品として販売を開始し、現行のモデルは5代目である。
長年ハイラックスを直接ベースにした派生車であったが、5代目モデルは北米市場車種のタコマベースとなっている。
元々トヨタグループの日野自動車が主体的に設計を行なっていた事などもあり、製造は日野自動車の羽村工場で行われる。
日本での販売はランドクルーザープラドに統合される形で2009年に終了しているが、現行モデルの4ランナーに関しては逆輸入車として購入する事は可能である。