概要
日本政府・日本企業・日本人などへのバッシング。
主に、80年代に日本企業が欧米諸国で台頭し、企業・不動産等に対し買収攻勢をかけた際に起こった日本叩きを指す。
この時期のアメリカ合衆国の製造業は日本企業に押されて業績悪化に苦しんでおり、対日貿易赤字はアメリカの大きな問題となっていた。アメリカ政府は日本政府への政治的圧力を強め、アメリカ製品の購入拡大、民営化、規制緩和の実施などを迫った。当時の中曽根康弘政権はこれを受け入れ、のちのバブル景気発生につながるプラザ合意(円高容認政策)・金融緩和などが実施される。
その後の日本(自民党政権)は1989年には日米構造協議、1994年には年次改革要望書、2005年には郵政民営化方針可決と、アメリカの要望を丸呑みする従属姿勢を強めていった。
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ヘイトクライム:こちらは民族そのものに対する恨みで、貿易摩擦が原因のジャパンバッシングのような許されるものではない。