概要
1991年から販売が行われている。現行モデルは2022年11月に発表された6代目。
元々は関連会社の愛知機械が生産ばかりか開発まで請け負っていたが、2代目の途中から日産自動車(日産)栃木工場に移管、3代目の日産車体を経て、4代目以降、こちらも日産の関連会社である日産自動車九州が生産を請け負っている。なお、開発は3代目以降日産が直接行っている。
初代に関しては「バネットセレナ」という名前で登場し、4ナンバーの貨物車(ライトバン)仕様車も存在した。
4代目以降にはハイブリッド仕様も設定。
また3代目~5代目はスズキに「ランディ」としてOEM供給していた。
駆動方式は初代がFRベースで、2代目以降はFFベースに変更。
全モデルに4WD仕様が設定されている。
変速機は、初代が4速ATと5速MT、2代目はCVTと4速AT、3代目以降はCVTのみとなる。
5代目から設定されたe-POWER仕様はモーター直結構造のため変速機が搭載されていない。
シフトレバーは初代がフロアシフト式、2代目がコラムシフト式、3代目~5代目はインパネシフト式、6代目はスイッチ式となっている。
パーキングブレーキは初代~2代目前期型はハンドレーキ式、2代目後期型以降は足踏み式に変更となった。
メーターは3代目前期型まではアナログ式。
3代目後期型はファインビジョンメーター、4代目以降はデジタルメーターとなっている。
スライドドアは初代は助手席側のみで、2代目以降は両側装備である。
歴代モデル
- 初代C23型(1991年-1999年)
- 2代目C24型(1999年-2005年)
- 3代目C25型(2005年-2010年)
- 4代目C26型(2010年-2016年)
- 5代目C27型(2016年-2022年)
- 6代目C28型(2022年-)
余談
3代目のC25が登場した2005年に講談社の週刊漫画誌「モーニング」No.32(7月21日)号で紙面広告をすべてジャックし、巻頭に掲載されたクッキングパパ(うえやまとち)では、そのC25型が荒岩家が新たに購入した新車としてその魅力をアピールする漫画がオールカラーで描かれていた。ちなみに作者のうえやまとちもC24型を所有していた。
Pixivでは「セレナ」違いで同名のキャラクターが本車に乗っているネタ的なイラストも散見される。