日産CUBE

にっさんきゅーぶ

日産自動車が生産販売していた乗用車。

概要

1998年から2020年まで販売されたトールワゴン型のFFベース車。プラットフォームはK11型～K12型マーチと共用している。

1998年に発売された初代モデル(Z10型)はその名の通りの四角形にボンネットを付けてしまったかのような形が特徴的で、比較的広い室内が評価された。

2002年に登場した2代目(Z11型)はより正方形に近いようなポップな外装となり、左右非対称のリアデザインとインテリアが好評であった。

派生車として、3列シートのミニバンである「キューブキュービック」というモデルもあった。

2008年に3代目(Z12型)へフルモデルチェンジ。

スズキソリオ、トヨタポルテ、ダイハツトール(及びその派生車種)といった強力な競合車が現れてからも、コンスタントに売れ続けたロングセラーモデルで、基本的なスタイリングは先代モデルを踏襲していて、左右非対称のバックドアも継続している。

販売から約10年経った2018年10月にはグッドデザイン・ロングライフデザイン賞を受賞。

キューブとしては唯一米国、カナダ、欧州、韓国などの海外でも販売された。

関連項目

日産 乗用車 コンパクトカー トールワゴン

ミニバン

外部リンク

最終モデル公式サイトのバックナンバー