概要
2005年に、市街地での利便性を高めたモノコックSUVのエアトレックの後継車種として登場。その輸出仕様車が新車種名となった。
初代(CW5W、6W型)モデルのエンジンは直型4気筒タイプ又はV型6気筒タイプを搭載し、駆動方式はFFと4WDが設定された。
2010年から欧州市場にはディーゼルエンジン仕様も追加された。
2012年に、同じエンジンタイプと駆動方式の2代目(GF7W、8W型)モデルが登場。
2013年1月にはPHEVシステム仕様車が投入された。
これは、バッテリーに充電した電気のみで走る「EVモード」、エンジンで発電した電力で走る「シリーズ走行モード」、エンジンを主体に必要に応じてモーターでアシストする「パラレル走行モード」の3つを走行状況やバッテリーの残量に応じて機械が自動切り替えするというものである。
2021年10月28日には、3代目(GN0W型)が発表、同年12月16日発売。先行注文は10月28日から開始。プラットフォームを新世代の「CMF-C/D」に一新。5人乗りに加え、7人乗りが設定可能となった。また、高速道路同一車線支援機能であるMI-PILOTが乗用車として初採用。さらに、コネクトサービスも追加された。なお、日本では3代目からPHEV専用モデルとなり、4代目エクストレイルとプラットフォームを共有している。
発売日前日の12月15日時点では月販売目標台数が1000台に対し、予約台数が約7倍となる6915台となり好調な滑り出しとなった。