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概要編集

2000年から販売されているモノコック構造のSUVである。


駆動方式は全世代のモデルでFF又は4WD


北米市場ではローグ(2代目~)として販売されている。

またショートホイールベース版も存在するが、日本市場によりコンパクトな2代目キックスが導入された事もあって海外市場専売になったとされる。


2017年北米市場にローグスポーツが投入され、その他日本市場以外では2代目キャシュカイとして販売。


初代(T30型・2000年~2007年)編集

初代のコンセプトは「4人が快適で楽しい、200万円の使える四駆」。


同等のクラス車としては値段が比較的安く、完全なクロカン車ではないがある程度以上のオフロードや悪路の走行性能も評価されており同好会も多い。


初代モデルの最大の特徴は内装全体が防水加工されていた点で、だらけの物を持ち込んでも水拭きすればすぐ取れるという利点があった。


外装も多少の傷なら修復できるコーティングをオプションにそろえており、これは2007年発売の2代目にも継承されている。比較的安価な価格設定もあり、「ガンガン使い倒せるアウトドアギア」として主に若年層に大ヒットした。


車名も「エクストリームスポーツ」に由来するもので、スノーボードサーフィンなどの大会の景品としてしばしば提供された。


2代目(T31型・2007年~2013年)編集

スノーガール&日産Xトレイル

2代目では、2008年よりルノーと共同開発したM9Rエンジンを搭載のディーゼルモデルを追加。2013年の3代目へのモデルチェンジ後も、ディーゼルモデルのみ2015年まで生産された。


3代目(T32型・2013年~2022年)編集

日産・エクストレイル(T32型) ニスモパフォーマンスパッケージ

3代目は海外市場の意識も置いた事からサイズが大幅に拡大。さらにここ数年の保安装備の標準化の流れなどもあり、一番安いグレードでも約250万円程度となった。


その一方で2017年のマイナーチェンジではハイブリッド車が追加され、防水加工の内装やオフロード性能は従来のままである。


4代目(T33型・2022年~)編集

エクストレイル・1.5e-POWER G(SNT33)

2022年発売の4代目ではプラットフォームを新世代の「CMF-C/D」に、パワートレーンを発電用1.5リッターVCターボ+走行用モーターのe-POWERに一新し、4WD車には電動4輪制御技術e-4ORCEが搭載される。4代目はガソリン車は採用せず、e-POWER専用車となった。


また、3代目アウトランダーとは、プラットフォームを共有している。


2022年8月8日に2022年7月25日の発売から約2週間で受注12,000台を突破したことを発表(2022年8月7日時点)。これは歴代のエクストレイル史上最速、さらにe-POWER車としても発売から最短日数で10,000台を超える受注となり順調な滑り出しである。


関連動画編集



関連項目編集

日産 乗用車 SUV

テラノ サファリ パトロール

デュアリス(キャシュカイ) ジューク キックス

RAV4 フォレスター アウトランダー CX-5

e-POWER e-4ORCE ProPILOT


表記揺れ

X-TRAIL


外部リンク編集

公式サイト

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