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デボネア

でぼねあ

デボネアとは、かつて(三菱重工業→)三菱自動車工業にて生産・販売していた車。
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もしかして魔法騎士レイアースの登場人物?→デボネア(レイアース)

概要

初代

試製デボネア
三菱 デボネア
デボネア・2.6エグゼクティブSE(A33)


(左端の絵は、試作段階のテストカー)
1964年にデビューしたが、(装備の変更やエンジンの載せ替えと言った中身の変更こそありはしたものの)1987年まで22年間同じ型だった。ゆえに「走るシーラカンス」と呼ばれ、バカにされた。
どうしてこうなった」のかと言うと、本来であればトヨペットクラウンプリンスグロリア、日産セドリックの競合車種として開発・生産・販売した、はずだったのだが、あまりに一般層からの受けが悪く、いつの間にか三菱財閥系企業御用達ショーファードリブン専用車と化してしまったからだった。まぁそういうのになってしまった車に金かけても、ねぇ……。挙句にはこち亀で両さんが道でデボネアを見ただけで「どんな思想をもった奴か知れんぞ」と乗ってる人を頭のおかしい奴扱いするというギャグまで描かれた。

また「幻の存在」だが、クライスラーのプリムス・ヴォラーレをベースに「デボネア・インペリアル」として「極少数」だけ売ろうしていた。だが三菱にとっては、国産版より販売に消極的だったという。

2代目(デボネアV)

妖夢、帰省中
三菱 デボネアV AMG


1986年にようやく登場した。しかしそこには、

ヒュンダイ「ソウルオリンピックでVIP送迎する為の高級車作りたいよー!」

三菱「開発費援助してくれたはいいけど、売れないデボネアの為に大型エンジン作る余力なんて・・・」

クライスラー「V6エンジン(※後の6G7x系エンジン)供給してくれよー。」

三菱「よし、エンジンもできたし役者は揃った。やっとデボネアもフルチェンジできるぞー!!」

・・・という経緯がある。
逆に言うと、もし当時の三菱がこの2社と繋がっていなかったら・・・?

三菱財閥系企業ショーファードリブン専用車は、イヤだー!!」とばかりに、ドイツの自動車チューナーのアドバイスを受けて開発した「AMG仕様」や、イギリスの高級ファッションブランドを内装に採用した「アクアスキュータム仕様」など、一般層を意識した仕様を送り込んだものの、その一般層からはあまり受け入れられずに終わった。しかも追い打ちをかけるかのように1990年にディアマンテが登場してしまう……。

3代目

1992年に3代目に交代した。しかしバブル崩壊もあり、やはりというかなんというか三菱財閥系企業ショーファードリブン専用車でしかなかった。結局1999年いっぱいで生産・販売を打ち切った。これにより35年の歴史に幕を閉じた。
一部外板パーツが韓国製だとも言われるが、正直言うとこれが真実だとしてもデボネアよりグレンジャーの方が売れるんだから仕方ないねと言わざるを得ない。

総じて

近年こそカーマニアの再評価や、『マグマ大使』(実写版)・『大巨獣ガッパ』・『ゴジラ』(1984年・版/この頃では、設定的にも辛くなってきたが…)等といった特撮ものや『七人の刑事』・『ゴリラ警視庁捜査第8班』(ここでは2代目)等といった刑事アクションでの活躍(=DVD・BDでのソフト化やCS等の再放送)で辛うじて映像での印象も徐々に強くなっている昨今ではあるが…。

この車は、「三菱財閥系企業ショーファードリブン専用車として、その生涯をささげた」と言っても言い過ぎではないだろう……。

なんか切なすぎるだろ。

ちなみにグレンジャーは韓国で国産高級車としての地位を不動のものとし、「模範タクシー」の鉄板車種となっているのだが・・・。ほんとに日本では・・・どうしてこうなった。

関連タグ

三菱 三菱自動車 三菱重工業  高級セダン
ヒュンダイグレンジャー:初代は2代目、2代目は3代目デボネアの現地生産車であった。ちなみに、デボネアの脱「走るシーラカンス」達成には「ソウルオリンピックのVIP送迎の為に国産高級車が必要」というヒュンダイ側の事情が絡んだように、グレンジャーの存在が大きい。
クライスラー:これまたデボネアの脱「走るシーラカンス」達成に貢献した、アメリカの自動車会社。1986年当時、三菱自動車はここと業務・資本提携を行っており、ここ向けにV6エンジンを開発したことっで、次期デボネアにも搭載(流用)できるようになった。またクライスラー車も、上記(初代)の件を含め輸入販売した時期があった。

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