パジェロミニ

ぱじぇろみに

三菱自動車工業が手掛けた軽SUV。

概要

1994年12月から2013年1月にかけて、2代に渡って販売された。

全体的にパジェロを軽自動車化したかのような設計で、オフロードや悪路での走破性を重視した小型SUVである。

なお前半期のパジェロがセパレーツ型のラダーフレーム構造であったのに対し、こちらはモノコックとラダーフレームを組み合わせて強固で軽量なボディを実現した。

足回りや変速機はミニキャブのものが使われ、四輪駆動だけでなくFRも設定されていた。

初代(H51/56A型)は1998年9月まで販売。

2代目(H53/58A型)は日産にもOEM供給され、2008年9月にキックス(初代)と販売販売された。

また本車種をベースにワイドトレッド化と排気量拡大をしたパジェロジュニア(1995年-1998年)、普通車として再設計したパジェロイオ(1998年-2007年、ただしブラジルでは2014年まで販売)という派生車種もあった。なお、パジェロイオにはロングボディーも存在した。

関連項目

三菱自動車 SUV 軽自動車 オフロード

パジェロ キックス

ジムニー：ライバル車種。この車の出現が、ジムニーの近代化を推し進めた。

トムとジェリー：初代のイメージキャラクター。