旧法人の概要
1955年に創業したタクシー会社。本社と本社営業所を墨田区江東橋(錦糸町)に置き、江東区南砂に南砂営業所を置いていた。
長らく東京相互無線に所属していたが、東京相互無線のチェッカーキャブ無線への事実上の統合以降はチェッカーキャブへ所属していた。
大河原邦男のデザインしたオリジナルロボットイグザインのイラストが描かれたイグザインタクシー、プロ生ちゃんとコラボしたプロ生ちゃんタクシーなど痛車タクシーに対して積極的に取り組んでいた。
車両面では大の日産党であり、ダットサン研究会に所属していた。
QJY31セドリックを愛用し、生産終了後も中古で状態の良い車両を購入して整備して使用していた他、セドリックの導入が難しくなると代替としてE12ノートを導入していた。
更にロンドンタクシーTX4を2台保有し、営業に使用していた。
2021年5月12日、日本交通グループのワイエム交通が互助交通の持つ営業権の譲渡認可申請を提出。7月29日に譲渡の認可が下り、これに先立つ形で7月16日を以て旅客自動車運送事業者としての歴史に幕を下ろした。
その後8月18日に旧本社営業所はワイエム交通錦糸町営業所として、旧南砂営業所はワイエム交通南砂営業所として再出発した。事業譲渡に伴い、保有する営業車は全車NTP10型ジャパンタクシーに更新されたが、比較的年式の新しいノートは指導車として存続している。
同社ホームページは既に閉鎖済みだが、Twitterアカウントについては引き続き使用されている様子。
新法人の概要
2021年11月末頃から、ワイエム交通錦糸町・南砂営業所所属車両に
NIHON KOTSU GROUP
GOJYO KOTSU
の表記が入った車両が登場。互助交通株式会社なる会社が旧・互助交通本社と同じ住所で2021年12月6日に法人登記され、12月16日にワイエム交通より錦糸町・南砂の両営業所が分社化されたことが日本交通のHPにて告知された。
2022年1月、南砂営業所を廃止。(車両配置は継続)
2023年2月、互助交通はハロートーキョーに吸収合併され、錦糸町の営業所は江戸川区臨海町へと移転した。