デビットカード
でびっとかーど
キャッシュカードと一体になっていることが多いが、キャッシュカードとの違いとして決済ができることが挙げられる。
端的に表すと、欲しいものがあるけどATMで現金を引き出すのが面倒→だったら口座から直接支払えるようにすれば良いのでは??といった感じ。
決済に使用すると即座にお金が銀行口座から引き落とされることが特徴。限度額は口座に入っている金額と同一であり、例えば口座に10万円入っていたら、その10万円がなくなるまで使うことができる。気を付けないと口座をすっからかんにしてしまうため、ご利用は計画的に。
口座残高以上の金額を使えないことから、クレジットカードと違って審査がないことが一般的。そのため、18歳未満の高校生など何らかの事情でクレジットカードを持てない人にとっても便利な存在となる。
なお、日本ではクレジットカードの利用方法として金利がかからない一括払いが主流であるが、海外ではリボ払いなど金利が発生する支払い方法が当たり前な国も多い。それもあって金利負担がかからないデビットカードをメインに使う者が日本以上に多いとか。
近年主流となっている国際ブランド(VISA・mastercard・JCBなど)が付帯するデビットカードであれば、クレジットカードとほぼ同じように使用可能。なお、店舗で使用する際に「デビットカードで」と言うと後述のJ-Debitと混同されることがあるため、「(クレジット)カードの一回払いで」と言った方がスムーズ。
ただし、全ての決済に対応しているわけではなく、サブスクや決済時点で金額が確定しないガソリン代やホテルなどの宿泊費には使えないことが多い(いずれも引き落とし時、確実に代金以上の残高が入っていると保証できないため)。
ちなみに、海外ではmastercardのデビットカードブランドがmaestro“マエストロ”となっているが、日本では全く区別されていない。