グリッドマン! 誰もが皆ヒーローになれるよ
グリッドマン! 舞い踊れよ明日のステージ
いつの日も…電光超人 グリッドマン!
baby don don baby don don 夢見て
グリッドマン! baby dan dan baby dan dan 輝け
概要
作詞:大津あきら 作曲・編曲:鈴木キサブロー 歌:坂井紀雄
『電光超人グリッドマン』のオープニングテーマ。カップリング曲は今作のエンディングテーマである『もっと君を知れば』
劇中で挿入歌として使われることも多く、グリッドマンが活躍する見せ場の曲としてもおなじみ。また、オープニングテーマでありながら肝心のグリッドマン自身は映像に一切登場せずパサルートを通ってグリッドマンと直人の視点でジャンクに帰還する物となっている。
コーラスパートの歌詞が「海老天丼」に聞こえることもネタになった(正しい歌詞は上記の通り)。
2015年の「日本アニメ(ーター)見本市」で公開された短編アニメ『電光超人グリッドマン boys invent great hero』においても原曲が使用されている。ただし、同作は『もっと君を知れば』をBGMに本編を回想する構成だった為、本曲はEDテーマ扱いであった。
2018年から放送を開始したアニメ『SSSS.GRIDMAN』ではキャッチコピーに「独りじゃない。いつの日も、どこまでも」という歌詞の一節が使用されたほか、オープニングテーマ「UNION」のCDにカバー版が収録されている。また、オリジナル版もある重要なシーンで使用された。
『SSSS.GRIDMAN』放送開始時にはオリジナル版CDが絶版となっており、「日本アニメ(ーター)見本市」のサウンドトラック第一弾も品薄化するなど、2019年1月に『電光超人グリッドマン オリジナル・サウンドトラック 』が発売するまで長らく音源の入手が困難な状態が続いていた曲でもある。
メディアミックスでの扱い
『スーパーロボット大戦30』で、この歌詞をもじった台詞が登場する。
ウルガルとの最終決戦、ゴディニオンで待機を命じられていたヒタチ・イズルの精神に干渉したグリッドマンは、裕太の友人としてイズルの事を見守っていたこと、そしてもしもグリッドマンが裕太に出会わなければイズルを選んでいたことを語る。
「決断する」「仲間を信じる」「最後まであきらめない」ヒーローになれる素質を見抜いていたグリッドマンはイズルにエールを送る。
「君の生き方を決めるのは君だ。なぜなら、思うことで人は力を生み出せるのだから。思うままに飛び立つんだ、熱い夢の叫びのままに」
また、ある武装が追加された際にそのスパロボアレンジ版(DLC適用なら原曲)が流れ、それ以降のその武装を使った際に流れる。
因みに偶然か意図的かは定かではないが、グリッドマンを担当した緑川光氏はイズルの宿敵も担当していたりもする。
余談
この主題歌で最も有名な歌詞、ひいては電光超人グリッドマンを象徴するワードが『誰もが皆ヒーローになれるよ』という部分であり、この言葉を実現した作品は他作品にも似たケースが見られる。
グリッドマンという作品自体にも悪役だった人物がヒーローになった為に該当する要素がある。
しかし、逆を言えば他作品でも例がある事からもわかる通り、力の使い方を間違えたり、運命が狂ってしまえばヒーローであろうと一般人であろうと『誰もが皆悪役になりうる』ということでもある。それでも、希望を熱く歌い続けるからこそこの歌は今も尚愛されているのかもしれない。
また、アニメ版は
- 「怯えないで もう君は独りじゃない」:新条アカネ(SSSS.GRIDMAN)
- 「誰もが皆なヒーローになれるよ」:山中暦(SSSS.DYNAZENON)
- 「舞い踊れよ 未来(あす)のステージ」:グリッドマンユニバース
と登場キャラ及び作品が歌詞の順番になっていたりする。
関連動画
通常版
SSSS.GRIDMAN