CV:緑川光
人物像
汎銀河統一帝国ウルガルのプレ・エグゼス(第二皇子)。現在の皇帝ガルキエとは異母兄弟の関係。
自らの欲望に忠実で、好戦的な性格。戦いに関しては独自の美学を持っており、それらに裏打ちされた高いプライドの持ち主でもある。ウルガル陣営の中でも異彩を放つ個性の持ち主であり、「自身が欲する物は常に手元には無いからこそ欲望と本能をかきたてられる」と語る。
特にガルキエの侍女を押し倒し「受け入れよ」の一言で虜にした一件のインパクトは大きい。また、自身の狩りの邪魔をする者であれば、たとえ友軍であろうと斬り捨てる非情さも持ち合わせている。
しかし、ただの戦闘狂という訳ではなく頭が回り、根回しや罠を仕掛けるという一面もある。
基本傲慢不遜な人物だが、異母兄ガルキエに対しては他の相手より態度がやわらかい。
ケレス大戦の際、ヒタチ・イズルと交戦し、手傷を負わされたことから彼を「私のラマタ(獲物)」と呼び、自らが狩るべき好敵手とみなすようになる。
地球側に亡命しているテオーリアは彼の妹であり、彼女への執着が見られるが、そのことはレガトゥス(軍団長)には語っておらず、秘密を共有するのは代々皇族に仕えてきた一族の族長であるルメスのみ。
搭乗機
皇族専用機動兵器・ジアート機
ジアートの専用機。鳥の鳴き声のような独自の機動音を発し、ラインは青色。
非常に機動力がある機体で、機雷が爆発するよりも先に通り過ぎるという技をやってのけた。
剣(名称不明)
ジアート機の二振り装備している剣。
実は非常に便利な剣で、腰に装着することで補助翼として機能し、柄を繋ぎ合わせることで二刃の薙刀になり、回転することでHEPキャノンのレールガンすらも防ぐほどの盾になる。また、そのままブーメランとしても使用できるという攻防揃った役割を果たせる。
オーバーロードモードでは伸縮可能となりムチのようにも使える。
掌部ビーム砲(名称不明)
掌部からビームを放つことも可能。他の機体と変わらない。
オーバーロードモード時は巨大な円いビームを形成した。
オーバーロードモード
本気のジアートに呼応するかの如く発動した形態。
装甲や翼が巨大化し鋭角的になり、ラインが紫色となるなどの見た目も変化を起こした。
全ての能力が更に向上し通常の1.2倍程度のパワーを発揮可能となるが、活動時間は大幅に低下する。
本編で発動したのは本機のみだが、ウルガル側のフラッグ機はこのシステムを搭載している模様。