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概要編集

銀河機攻隊マジェスティックプリンス』における敵対勢力。単にウルガルと呼ばれる場合もある。

より正確な名称は、「銀河渦状腕全域絶対権力統治主権者による悠久なる統一国家」


地球よりもはるかに優れた文明や科学技術を持ち、ウルガル語と呼ばれる独自の言語を使用する。

冥王星軌道外にあるゲートと呼ばれる巨大物体から少数精鋭だけを短時間だけ出撃させる戦闘を行うため、GDFは数で勝っているにもかかわらず劣勢を強いられている。

正体は人型のエイリアンであるが、その正体と目的は、シモン・ガトゥら極少数の者しか知らない機密事項となっている。

遺伝子に基づいた厳格な身分制度が敷かれており、自由意志を持てるのは支配者階級だけで兵士階級は優秀なウルガル人兵士のクローンであり、上官の命令に従うだけの存在である。

本拠地は内部に皇族やレガトゥスの居城がある巨大母艦(巨大移動要塞)。人工惑星のような佇まいで、各所に攻撃・防衛用の巨大砲や艦船の発進口があり、周囲にはガスが立ち込めている。母星はトゴイと呼ばれる惑星で別に存在する。


皇帝によるタ・ヘヴァラ(地球の言葉で宣託)に基づき行動を行っており、地球侵攻もそれによるもの。本能の赴くまま行動することを是としている獣のような種族で、地球人とは正反対の価値観を持っている。同種族から身を守るために、信頼関係のみでの協力や他者だけが利する自己犠牲という概念が乏しく、互いの利害関係が一致しないと協力をしない。これは彼らが今まで狩ってきた地球人以外の原生種族も同じであり、むしろ地球側が従来とは違う異質な行動原理を持つとされる。


種族としては衰退期に入っており、種の寿命を延命するための方法もすべて失敗に終わった。そのため移住可能とされた惑星に「種」をばらまき、その種から十分に成長した種族を狩ることで強靭な遺伝子を獲得し、種の存続を狙っている。(地球で言うところの養殖産業)この「狩り」はウルガル語でシカーラと呼ばれており、狩りの獲物に選ばれた種族は「ラマタ」と呼ばれる。

地球人もまた、ウルガルのばらまいた種から生み出されたため、ウルガルは地球人を「原生種族」と呼ぶ。全てのウルガル人は、狩りによって播種した種族の遺伝子を結晶化したカートリッジと呼ばれるものを摂取しながら生き永らえている。


多くのウルガル人がシカーラを肯定しているが、一方でテオーリアの母のように「たとえ狩られるために生み出された命でも生きる権利がある」として反対を叫ぶ者もいる。


実はウルガルもまた太古の昔、銀河中心部方面に発生した超古代種族が銀河の各地に撒いた遺伝子によって誕生した多数の種族の内の一つである。

その超古代種族はウルガルの祖先に多少の知恵と力を与え、労働力や兵士として使用していた。だが、超古代種族の衰退とウルガルの進化によって、最終的には超古代種族はウルガルにとってかわられ、銀河中心部での覇権種族へと成長した。このような歴史があるため、自分たちもいつか新たな種族に取って代わられるという可能性を恐れるようになり、そのために他の種族よりも強くあろうとするのが日常となった。また、この歴史はウルガルに独自の神話を生み出した。

この神話に登場する神性の一つに狩りの神でウルガルを生み出した存在と考えられているアロン・タウルという名の神性が存在し、シカーラはこのアロン・タウルへの供物という側面もあり、タ・ヘヴァラとも深く関わっている。

また、ウルガルの王族は同じウルガル人からダ・キハァンの末裔と呼ばれているが、ダ・キハァンというのはアロン・タウルの分身、つまりウルガル母星で最初に人の姿を得た存在であると、この神話では伝わっている。


構成員編集

皇族編集

レガトゥス編集


関連項目編集

銀河機攻隊マジェスティックプリンス

宇宙怪獣:大雑把に言うと「人型の宇宙怪獣」である。

グロンギムザン星人…同類。しかし彼らの狩りは種の存続ではなく悪辣極まりない「ゲーム」である。

プレデター エクシフ…非常に似た種族。

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銀河機攻隊マジェスティックプリンス ぎんがきこうたいまじぇすてぃっくぷりんす

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