概要
地球解放機構TLT日本支部の一角を担う関東第三支部基地。
直訳すると「自由のための要塞」という意味であり、加えてフリーダムとダムがかかっている。
本部施設は関東エリアにあるダム湖に沈んでおり、各ユニット隊員以下515名のスタッフが勤務する。
東郷・相馬・小柳の3人の指揮官をリーダーとし、関東エリアのスペースビースト関連の事件に関する一切の権限が集約されている。ビースト出現時には実働部隊ナイトレイダー、あるいは第二ユニットであるレッドトルーパーが出撃する。
TLTには北米本部、オーストラリア支部、ヨーロッパ支部が存在するようだが、このフォートレスフリーダムが最も充実した施設と装備を誇っているらしい。
下層部にはナイトレイダー隊員が常駐する指令室「コマンドルーム」があり、ここにはブリーフィングスペースやブレイクスペース、出動時の装備が収めてあるロッカーがおいてある。
出動時には各隊員が装備を完了した後にシュータースペースへと入り、隊長の「出動」の号令と同時にクロムチェスターのコックピットへと高速射出される。クロムチェスターが出動するときにはダムの外壁の偽装が解除されて発進カタパルトとなる。
ほかにはクロムチェスター各機を収納したコンテナハンガーがある格納庫に、指揮官や松永管理官が指揮を執る「中央コントロールルーム」、隊員たちが暮らす居住スペース、射撃訓練場、留置場、実験室など複数の施設がある。
そして基地最下層には最重要施設「セクション・ゼロ」が存在する。表向きここには基地の動力施設が存在するとされているが、実際には吉良沢優が常駐してビースト殲滅作戦をナイトレイダーに伝達する「CIC(戦闘指揮所)」が存在するほか、大規模記憶消去装置レーテが安置されている。
CICや中央コントロールルームはともかく廊下や居住スペース、射撃訓練場に至るまで、基地内のあらゆる区画が薄暗いのが特徴。雑誌グラビアなどでは照明された状態で撮影された写真が掲載されているほか、特別番組「秘密大公開スペシャル」では、異様に明るいコマンドルームでフレンドリーな口調の孤門隊員が番組の解説を行うという本編ではありえない絵面が展開された為、一部視聴者の笑いを誘った。
余談
撮影場所は東宝ビルト近くにあった宮ヶ瀬ダム。