演:彩夢(当時小池彩夢)
概要
『ウルトラマンネクサス』のゲストキャラクター。斎田リコを失った孤門一輝が遊園地で出会った女の子。
両親と兄の薫と共に幸せな家族だったが、孤門をさらに追い詰めるために溝呂木眞也に目を付けられ、彼の操るノスフェルによって父の博と母の涼子を殺された上にビーストヒューマンに変えられ、自身もノスフェルの眉間の中に封じ込められてしまい、そのことを知らなかった孤門の攻撃でノスフェルが爆散したことで自身も重傷を負ってしまう。
その後、メモリーポリスによって記憶消去措置を施されたものの、ノスフェルの細胞の影響で不具合が生じてしまい、本来消去する予定だった両親がビーストヒューマンとなってからの記憶が消去されず、逆にナイトレイダーの攻撃を受けたこと以前の大半の記憶がなくなり、当時の事件の絵ばかり描くようになり、半ば夢遊病状態で彷徨うようにもなってしまった。
バンピーラ出現に際し、同じく記憶を失った溝呂木と出会うが溝呂木の確保を狙うホワイトスイーパーや彼らを捕食しようとするバンピーラから溝呂木と共に逃げ回ることとなる。
もう一度スペースビーストと遭遇し、記憶処理を行えば完全な廃人になってしまう恐れがあったが、ネクサスとバンピーラの戦いをメタフィールド越しでも感じ取り、パンピーラが消滅すると同時に両親の記憶を取り戻し以前のような明るい少女に戻る事が出来た。
その後は薫と共に親戚の姉である理美に引き取られることとなった。
余談
理子役を演じた彩夢は、次々回作『ウルトラマンメビウス』第23話でもカザマ・マリナの幼少期役を演じている。
関連タグ
ウルトラマンネクサス 溝呂木眞也 孤門一輝 野々宮瑞生 ノスフェル ビーストヒューマン バンピーラ
悪魔-メフィスト-、幽声-コーリング-…理子が登場するエピソード。
夢野ナオミ、小牧カオル…理子と同じく、怪獣の体内に取り込まれた被害者女性グループ。こちらの二人も理子と同様、主人公の失態により重傷を負ってしまった。
佐々木カナ、ナカシマ・ヨウコ…こちらも怪獣の体内に取り込まれた被害者女性グループその2。こちらは理子や上記の2人とは違い、幸いにも無傷で救出されている。
シズマ・ユナ…同じく、怪獣の体内に取り込まれた女性。ただし、こちらに至っては幼馴染の同僚を救う為に自ら取り込まれただけでなく、何と加害者怪獣に体内からお説教をかますという溝呂木も顔負けの大胆な行動を行っている(当然、こちらも無傷で脱出)。
比良坂綾奈…ウルトラシリーズとは異なる怪獣映画において、理子よりも先駆けて怪獣に体内に取り込まれた女性。ただし、この怪獣は自分の両親を殺した仇である怪獣に復讐する為に育てた怪獣であると同時に、その怪獣によって親戚を始めとした多くの無関係な人々を死に追いやってしまっているため、一方的な被害者とは言い切れない。そして皮肉にもそんな彼女を救ったのは、自分が復讐しようとした怪獣であった。
梅田トオル…バンピーラ回における彼女の行動は彼のオマージュ。
原動隆一郎…同じくノスフェルにとらえられた男性。こちらは自業自得。