概要
キャンバスとは麻を基本原料に織られた布である。
この麻一種類から、綿、最近では化学繊維などを使用して織られるものもキャンバスと言われる様になる。
(手芸店で売っている麻布は大体使えないので注意)
注意する点は生の無加工キャンバスだけでは絵は描けないということ。
油彩などの酸化を促進する描画材に対応するためと、繊維に油などがしみ込み絵の具がはがれ易くなるのを防ぐために絶縁体(膠、アクリル)と呼ばれるものを塗る必要がある。
更には下地塗料として白亜や炭酸カルシウムと白の顔料(色のもとになる粉)を混合した下地塗料(ジェッソ)を塗る。
(ジェッソの利点は主に上にのせる絵の具の発色を良くするため)
今市販されている絵画用キャンバスの多くにはアクリル製の下地用ジェッソが塗られている。
また、野球やソフトボールで用いる塁/ベースも同素材のため、こう呼ばれることがある。
表記揺れ・別名
関連イラスト
- [1]画材としてのキャンバス
- [2]描かれたキャンバス
- [3]キャンバスに描く
- [4]物語と空想