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遂に迎える究極のクライマックス!

地球は再び光を取り戻す事ができるのか!?

我夢「来たぞ藤宮」

藤宮「我夢…」

次回、ウルトラマンガイア最終回『地球はウルトラマンの星』

ミッションネームは、ガイア


概要編集

ウルトラマンガイア』最終話のサブタイトル。1999年8月28日放送。

ゾグを倒すべく、人類と怪獣、そしてウルトラマンが共に戦う姿が描かれている。


STORY編集

ゾグに倒され、光を奪われてしまった藤宮は、かつてアグルの光と出会った場所であるプロノーン・カラモスの水槽を見つめていた。すると水槽に謎の光が発生し、藤宮の前に死んだはずの稲森博士が姿を現し、その光はチェレンコフ光であり、「空がどれだけイナゴに覆われていようと、宇宙からニュートリノは降り注いでいる」と教え、姿を消した。


同じ頃、空を覆うドビシをやっつけようとする地球怪獣たちの体内には太陽の力があると知ったキャス我夢と藤宮にもう一度光を与えられるかもしれない!」として、ある作戦を実行させようと考えついていた。


その頃、藤宮は我夢と合流し、そこでニュートリノ発生システムを発見する。

それは地球そのものを使った通信システムであり、KCBの3人にも協力を要請する。


二人の尽力により通信システムは回復した。

するとダニエル議長がXIGに協力を要請する。


キャスは二人に再び光を与えられるかもしれないという。

それはリパルサーリフトを使用するという。

当初は整備班の乱橋チーフは推進システム以外でリパルサーリフトを使用するということに否定的だったが、地球怪獣たちももう限界だと告げる。

地上ではドビシとカイザードビシにギールやティグリスと次々地球怪獣が倒されていた。


(完全版「ガイアよ永遠に」では藤宮とダニエルが言葉を交わすシーンが追加されている)

「ダニエル、俺は今も…アルケミー・スターズか…?」

「ずっとそうだったじゃないか、博也」


それを聞き乱橋チーフは一時間待ってくれと告げ、整備班のメンバーととともに作業に取り掛かる。


その頃、アルケミー・スターズのメンバーはキャスの作戦に困惑するが、それでもダニエルがみんなを説得し、作戦は実行される。


作戦内容はファイターチームは世界各地のポイントに飛び、ファイター1基にそれぞれが担当となってマニュアルでリパルサーフィールドの照射角を調整し、ポイントに向けて射出するというもの。


我夢たちは東京の作戦の要となるポイントに到着するが、そこで戦っていたミズノウエノリュウも力が弱まっており徐々に押され始める。


我夢達の元にハーキュリーズやオペレーターズも駆け付ける。

「我夢!光が届くまで俺達が守ってやるよ!」

「お前さん、立派な奴だったんだね」

「我夢!我夢聞こえる!?」

「聞こえてるってば!」

「絶対に!絶対に勝って!」

「じゃないと私がウルトラウーマンになるからね!」


石室コマンダーもそこに駆け付けた。

「コマンダー!」

「世界中のお前達の仲間と、そしてXIGの仲間が共に力を合わせている、必ず生きて帰って来い!」

「あのどうして、どうして僕がウルトラマンだって、どうして僕の事を信頼してくれたんですか?」

我夢は石室になぜ今まで隠していてくれたのかと質問をする。

「理由などいるか」

と言い石室コマンダーは去っていった。

そして時間となり、ウルトラマンたちを復活させるためのミッション「ガイア」が実行された。


ファイターに組み込まれたリパルサーフィールドで怪獣の光線を受け止め、ポイントに射出するが、皆反動に苦しめられながらもやり遂げ、


「我夢!もうじき来るよ!」

その様子はKCBが中継しており、TVを見ながら祈る世界中の人々。怪獣の光が東京に集まる。

「来たぞ藤宮!」

「我夢、行くぜ!」

2人で天に手を差し出す。

「ガイアァァァァァァァァァァァァーーーーーー!!!」

「アグルーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!!」


作戦は成功。ガイアとアグルは復活し、ドビシの群れを一掃し、空に光が溢れる。

するとそこにゾグが現れるが、地球怪獣から力を与えられた二人には敵わず、ガイアとアグルの猛攻を受けたゾグは第二形態に変貌する。

波動弾をガイアとアグルのダブルバリアで防ぎ、ガイアが飛びかかるがで簡単に地上へ落とされる。

そのまま踏み潰されるガイアだがアグルが怪獣の足を持ち上げ救出。2人のダブルキックがゾグの角を折る。

怒ったゾグに叩き落され、波動弾で吹き飛ばされる2人。

そこにミズノエノリュウが現れゾグを攻撃する。

「ミズノエノリュウ!よせ!さがるんだ!」

我夢が制止するもミズノエノリュウが波動弾でダメージを受ける。怒ったガイア達が直進して首に風穴を開ける。

怒ったゾグは羽を広げて突進してくる。

ガイアとアグルはお互いにうなずくとガイアは地上に降りる。

「行くぞ!」

2人はフォトンストリームとアグルストリームを放ち、それが合体しバーストストリームとなりゾグを貫いた。

そしてそのままゾグは爆散した。


夕焼けの中、ガイアとアグルの元に人々が集まり、感謝の言葉をかける人々、

それを中継する玲子は

「これが地球の光です。この地球にはウルトラマンがいます。こんなに素晴らしい星が破滅なんて絶対にしません!私達が、させない努力をさせない限り…」

と人々に告げ、握手するガイアとアグル。

田端「リンブン!最高の中継だったぜ!」

リンブン「最高?そんな…最高ぉぉぉぉぉぉーーーーーーーーーー!」

喜びあうKCBクルー。




海岸を歩く藤宮。太陽を見つめ、その顔が笑顔になる。

一方我夢は大学に復帰していた。ノートパソコンを開くとパルが

「我夢、ちゃんと出席しないと卒業出来ないよ」

と告げる。

すると、友人であるサトウ、マコト、ナカジが駆け寄ってきて食事に誘う。

我夢はやりかけだったという粒子核実験を再開するつもりだという。

パソコンを閉じる我夢。

「何食う?」

「スタミナ冷麵だろ今日は!」

「よし今日は俺がおごるよ!」

「ホントに?」

皆が向かっていく中、ふと足下の若葉を見る我夢。

ペットボトルの水をあげる我夢。見上げるとミズノエノリュウが守っている。

「そうなんだ、これが…これが地球なんだ!


「おーーーーーーい!」


ウルトラマンガイア END








余談編集

『ガイア』の次番組は『ゾイド-ZOIDS-』であり、次のウルトラマンを楽しみにしていた当時の子供たちを落胆させたというのは有名な話。

だが実はその前に前々作である『ウルトラマンティガ』の劇場版製作決定告知が入っている。

我夢役の吉岡氏も度々新番組がゾイドだったことはネタにしており、ウルトラマンアーク』発表の際も新番組がゾイドじゃなくて安心したぜ(笑)とツイートしている。


関連項目編集

ウルトラマンガイア 最終回



地球には怪獣がいて、ウルトラマンがいる。

この美しい星を、私たちはもっと愛していきたい。

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