「消し飛べェッ! 怪獣擬きがァッ!」
CV:内田雄馬
プロフィール
身長 | 180cm |
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体重 | 72kg |
誕生日 | 7月20日 |
血液型 | O型 |
趣味 | FPS |
概要
SSSS.DYNAZENONに登場するキャラクター。怪獣優生思想のメンバーであり、ジュウガやムジナ、シズムら仲間たちと行動を共にする。
二足歩行で尻尾がある(ゴジラ型)怪獣の操作を得意とする。
モヒカン風に頭の左半分だけ伸ばした長い髪を全て前に垂らすという独特のヘアスタイルに、三白眼や右手中指の鉄製の指サックを始めとしたメタリックなアクセサリー類も相まって、まるでパンクロッカーのような威圧感を与える風貌の持ち主。
白い軍服のような衣装に、白地の裾の長いTシャツを身に着けた赤毛の青年。軍服の左腕には瞳の色と同じ赤いラインが3本入っている。
性格
怪獣による破壊を楽しんだり、ジュウガに蓬の殺害を薦めていた等、攻撃的な見かけに違わぬ、非常に好戦的で、ヤンキーやチンピラ染みた人物である。
第3回でガウマは彼ら「怪獣優生思想」の元同胞だったことが判明したが、特にメンバー内でガウマを「裏切り者」として執拗に敵視している。
しかしボイスドラマ5.5回では、仲間のために労を厭わない割に雑に扱われる苦労性かつ寂しがり屋であることも発覚。しかも金銭関係はオニジャが大抵負担しているらしく、ダイナゼノンに負けた後で東京ビーチランドに再入場した際には、入場料をメンバー分全額負担している面倒見の良さも見せている。……ママックスさんかオマエは。
同時にこの回では仲間意識が人一倍強いことも示唆されており、ガウマとの確執はこの性格に起因するものと思われる。
4人のセンターを陣取っており、リーダー格と思われるような言動が目立つが、かつての仲間のガウマからは「相変わらず頭悪いな」と半ば無自覚に小馬鹿にされ、仲間達からの扱いはややぞんざいである。
ジュウガにダイナゼノンの存在から、手駒の怪獣が居ない状態で戦うことを止められた際には、一度怒りながらも直ぐに我に返って撤退する等、意外と物分りはいい。このために、ジュウガに丸め込まれ気味だったり、シズムのフジヨキ台高校への転校に文句言いつつ容認していたりする。
第2回から第6回、第9回ではインスタンス・ドミネーション行使前の怪獣について感想を言っている。
活躍
第3回
気に入ったバーナドドンにインスタンス・ドミネーションを行使して、破壊活動を楽しんでいた。
敗北後、バーナドドンの飛び散った破片に潰されかけて気絶するも、誰にも助けられずに気を取り戻す夜まで放置されたこともある。
わりとコメディタッチで描かれた場面だが、破片がまとった炎に輪郭を消し飛ばされながらも生き残る姿は「怪獣によって常識の外にいる」という言葉がぴったりの異質さである。…悪運が強いのか、身体能力が非常識なので回避しているのか、死んで再生しているのかは不明。
第4回
第4回では、シズムの行動に愚痴をこぼしながら、ジュウガ、ムジナとともにファミレスで食事をとる。
戦闘中では、命令口調気味にディドラスを操るムジナに喋りかけてウザがられていた。なお、同回では、立っていたビルの屋上にディドラスの破片が突き刺さって死にかけているので、この展開はお約束になりつつある。
第5回
第5回でも、ネオフォビアが倒され、他の三人が解散した後に一人、高速道路の端で突っ立っていた所をやはり破片がまとった炎が飛んできて潰されかけたが、その後はムジナ達と温水プールに浸かり、ややご満悦ながら「死ぬかと思ったぜ」と呟いた事から、ほぼお約束になったと言える。
劇中で東京ビーチアイランドに関心がなさそうだったが、ボイスドラマ5.5話で東京ビーチランド巡りのコースを考えており、ムジナほど露骨ではないが、東京ビーチランドを楽しみにしていたらしい。
第6回
ムジナが暦から盗んできたダイナストライカーを見て「ダイナゼノンの切り身」と評していた。ダイナストライカーの処遇については「怪獣の代わりに使って暴れさせる」ことを提案。本人いわく「その方が気持ちいいから」との事である。今回はお約束の「死ぬかと思ったぜ」は中盤で言っている。
第7回
やる気を見せるムジナに対し、暦に抱きつかれたから怒っているのかとからかい、彼女から脛に蹴りを入れられる。その後彼女に謝罪し、個人的な憎しみで戦っていないかを確認し「怪獣の力は誰かを殺すためにあるんじゃねぇ、人間全員を殺すためにある」と念を押した。その後、夜通しでブルバインをコントロールし、結果的に二大ヒーローに敗北したもののその表情は晴れやかであった。
第8回
シズムの提案で、怪獣優生思想の全員でレジャー施設に行くこととなり、ボーリングやバランススクーターを満喫する。翌日は映画『タラバマン』を鑑賞し、「(面白過ぎて)死ぬかと思ったぜ」と感想を述べていた。ムジナとは更に息ピッタリになっており、「そんなに仲良かったでしたっけ」とジュウガに尋ねられると「「いや、全然」」と見事にハモっていた。
第9回
ガウマの打倒に燃えるジュウガを「焦るなよ」「入れ込みすぎんなよ」と気遣う発言をしていた。また、戦闘後にはジュウガをフォローする等仲間想いな面が強く出ていた。今回は「死ぬかと思ったぜ」は無し。
余談
公式で明言がないが、名前の由来は「鬼が出るか蛇が出るか」と思われる。「これからどんな恐ろしいことが起こるか予測できない」という意味。またムジナ(狢)同様に名前が妖怪(鬼)絡みである。
演じる内田雄馬氏はウルトラシリーズにて「ウルトラマントレギア」を演じていることでファンの記憶に新しい。
また今作のエンディングテーマ・ストロボメモリーは内田氏の姉である内田真礼が歌っている。
関連項目
ヒュドラ(ウルトラマンティガ)…同じ円谷作品で、裏切り者絶許マン繋がり。
ウルトラマントレギア…上述の通り同じ円谷作品で中の人繋がり。但し、直情的なオニジャとは対照的にこちらは狡猾で理知的、また裏切られた側のオニジャに対して裏切った側である等、キャラクターやポジションは正反対。
ウヴァ…直情的で粗暴な性格、傲慢な自信家の割にかっこつけている傍から醜態を晒す行動パターン等が酷似している。
ゴー☆ジャス…インスタンス・ドミネーションの発音が「君のハートに、レボ☆リューション!」に似ている(インスタンス・ドミ☆ネーション!)。
ネタバレ注意(本編第10回以降、ボイスドラマ第10.01回以降)
以下、本編第10回以降やボイスドラマ第10.01回以降のネタバレを含む。
第10回
前回の7月4日からしばらく怪獣が出現しなかったが、いつものメンバーとともに、ガルニクスを発見。「久しぶりの怪獣」と言っていた。ちなみに怪獣の感想をいうのも久しぶりだったりする。
インスタンス・ドミネーションを行使したムジナが消滅したことに驚いて、探そうとした矢先に自分も消滅。ガウマや他の怪獣優生思想のメンバー同様に、ガルニクス体内の5000年前の仕えていた姫が怪獣を興味を持って、初めて視察に訪れた時点の過去もしくはそれをベースとした夢に飛ばされる。
5000年前は見た目は変わりがないものの、全く殺気がなく、姫の初視察に浮かれ気味だったり、仲間との飲みの席でガウマと肩を組んだりと陽気な面が目立っていた。
最終的に姫の母国に裏切られたために、オニジャ、ムジナともどもに怪獣優生思想となって反乱を起こすも、ガウマが姫側についたことで決別。ガウマと相討ちになって、末期に殺意むき出しの言葉を残し、吐血して死亡した。ちなみに、ジュウガ、ムジナ、ガウマの最期は描写されていたものの、シズムのみ生死不明。
ボイスドラマ第10.01回
5000年前の姫の初視察直後の怪獣使い同士の酒宴では、完全に酔っぱらってトイレの段差で2回つまずいたり、トイレでつまづいたジュウガを笑ってブーメラン発言していたりと現在以上にギャグ担当であった。
ムジナ同様にジュウガがガウマを慕っていることに気付いており、気づいていないガウマに呆れていた。
第11回
怪獣の種が全て消滅したとシズムが推測したことで、怪獣による人類皆殺しの目的が達成できなくなる。それでも人殺しを続行しようとして、他のメンバーと別れたのちに、警官からの拳銃強奪未遂を起こして逮捕された。なお、ECNの報道では、自称5021歳と報道され、さりげなく21+5000歳かつ没年齢21歳なのが判明した。彼の顔写真をネットで見たらんか達からは「カッコいい」と評された。
留置場に監禁され、意外にも大人しくしていた際に突如壁が爆発、何事かと外を見るとシズムが変身したガギュラを目撃する。
その際、どこか嬉しく思う様に第8回以来久しぶりに「死ぬかと思ったぜ」を呟いた。
第12回
ガギュラがシズムであることを察し、人間を皆殺しにする未来のためにムジナやジュウガとともにガギュラに食われて同化、パワーアップかつ第二形態となったガギュラを4人で体内から操る。
人間絶滅の執念を見せるも結局の麻中蓬のインスタンス・ドミネーションで妨害された上に、グリッドナイトとダイナレックスの攻撃により、ガギュラが敗北。
自分がもう一度死ぬとは予想していなかったものの、観念して清々しい笑みを残しつつ、ガギュラや他の3人ともども消し飛んで、遂に逝った。
裏小ネタ
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