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概要

双葉ツカサがFM星人「ジェミニ」と電波変換した姿で、『1』および『2』に登場。

双葉ツカサの人格がW(ホワイト)に、もう一つの人格『ヒカル』がB(ブラック)になる。

『1』ではシナリオ終盤、『2』ではクリア後に闘う。

『1』では後述のようにBの方にしかHPがないが、本編での描写をみるにあくまでヒカル主体で電波変換しておりツカサは体を提供しているに過ぎない為だと思われる。

『2』でWの方にもHPがあるのは調整以外にもツカサがヒカルの人格をある程度制御できるようになった設定を反映させたもの。(Bが先に倒された場合でも積極的にロックマンを攻撃してくるが)

ちなみにバトルカードはBとWが写っているが、Bの方は好戦的な顔をしているのに対しWの方は悲しげな顔をしており当人たちの人格を反映したものとなっている。

ジェミニ

CV:私市淳

雷神ジェミニとも称されるFM王の右腕である、ふたご座のFM星人。

二つの仮面を付けた電気塊のような姿をしている。

手下に大勢のジャミンガーを従えており、電波変換できるFM星人達の事実上のリーダー格でもある。

ウォーロックとはかつて仲間ではあったが互いに面識はなく、ウォーロックはジェミニの良い噂を聞いていなかったとのことだが、それは後述

任務遂行に失敗し自身に助力を請うオヒュカスを処刑する、手下のジャミンガーがロックマンに敗北し消滅しても「フン……なんて役に立たない連中だ」と吐き捨てるなど仲間に対しても冷血な一面を見せる。

その際、オヒュカス処刑をウォーロックからも咎められるが、

「邪魔だから…さ。俺には俺の目的があるんでね…」

などと、淡々と言い放った。

このときは姿を見せず、電波変換でもしていたのか気取った口調で喋っていたが、姿を現してからは理知的ではあるものの粗暴な喋り方をする。

アニメ版

アニメでは『ツカサが二重人格である』設定が存在せず、ヒカルが登場しないため、BはFM星人ジェミニの人格を有している。

漫画版

正々堂々とした善の人格と極悪非道な裏の人格を持つ電波人間として登場。裏の人格は何かと顔芸を披露する。スターフォースを手にした際の姿は二つの人格を統合したかのような姿をしており、両肩に棘がある。

ジャミンガーが裏切りを糾弾した際には「裏切りが当たり前のFM星に信頼があるなどおかしな話」と切って捨てている。

能力

電気属性を持つ。技も電気技が多い。

素の状態でも星河スバル天地守の2人をまとめて感電させるほどの電撃を操るなど、雷神の異名に恥じぬパワーと残虐性を兼ね備えている。

ジェミニの強さとも言えるのがBとWの二体のジェミニが同時に出現する所だろう。

ペガサス・レオ・ドラゴンではBのみ撃破が条件。WはHP表記がなくHP無限扱いのギミックのような扱いであり、原則Wに攻撃する意味はない(例外でシンクロフックをWに当てるとBにダメージが入る)

2ではBとWが独立してHPを持つようになった。その為片方を倒すとジェミニスパークを使えなくなるなどの利点がある。

主な技

  • ロケットナックル

Bが右、Wが左手を飛ばすロケットパンチ。パンチにブレイク性能。

2ではBのみが生存している場合パンチ着弾後に爆発する。爆風はガード可能。

  • エレキソード

ロケットナックルと同じ手で電撃を纏ったチョップを放つ。麻痺効果。

2ではWのみが生存している場合、範囲がソードからワイドソードに拡大する。

  • ジェミニサンダー

真ん中のマスで2体が背中と手を合わせて放つ電撃レーザー。

レーザー部分とスパーク部分でガードの可否が決まる、

T字の攻撃範囲故、こちらがシールドを使わないと範囲の都合上防げない技である。スパーク部分の両サイドのマスはガード可能。

入手カード

エンカウント等で出会うジェミニスパークを倒すことで、「ジェミニスパーク」やその上位版のバトルカードをゲットできる。

メガクラスカードで、性能は「片方がナックルを前方に飛ばし、もう片方が近い敵をエレキソードで切り裂く」というもの。ボスナビ戦は2連撃が見込める為高いダメージが期待できるがウイルス戦では少々狙いにくく、範囲と単発威力の高いエンプティークラウン・サンダーに軍配が上がるか。

ギガクラスでもジェミニサンダー(1ではレオ限定)が登場。真ん中の列にジェミニサンダーを放つシンプルな効果でインビジブル貫通が優秀の一言。3ではイリーガルカードで入手に運が絡むがマミーハンド3を3枚選ぶとジェミニサンダーGAが発動する。

関連タグ

流星のロックマン FM星人

雷属性 双子 双子座 白と黒

電波変換

ジェミニマンロックマン3のボスで、名前の一部が共通している。

過去作で似たような戦術を取ったナビ

スパークマン サンダーマン エレキマン

ネタバレ注意!

ネタバレ

実はFM星人の王ケフェウスを利用して、取り入っていた。

親族からさえも王位や命を狙われた過去を持ち、実際に何度も命を落としかけるほど疑心暗鬼に陥ったケフェウスの心の隙を突いたのである。

友好条約を結んできたAMプラネットがFMプラネットに攻撃を仕掛ける計画がある、と。

友好条約を結ぼうとしたAMプラネットを滅ぼしたのも、ブラザーバンドを結ぼうとした地球も侵略しようとしたのもジェミニに唆されていたから。

疑心暗鬼に陥っていた幼い王を唆し、自らの傀儡にするなど、口が達者なジェミニにとっては造作もないことは想像に難くないであろう。

加えて、AM星が滅びウォーロックが故郷を失ったのも、星河大吾が宇宙空間で行方不明になったのも、ツカサを言葉巧みに操りスバルを裏切らせ、二度もスバルがトラウマを負ったのもジェミニによるもの。

つまり、流星のロックマンシリーズにおける全ての元凶

前述のウォーロックがジェミニについて良い噂を聞かなかったというのも恐らくこういった事情のことと考えて間違いなさそうである。

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