オヒュカス
おひゅかす
CV:茂呂田かおる
へびつかい座のFM星人。蛇を従えた人型の女性の姿をしている。
見た目通り蛇を操る能力を持ち、その戦闘力は女性に甘いウォーロックをして、殺す覚悟で戦わなければこちらが殺られると言わしめるほどに高い。
両親に転校を迫られ、今の友達を失う事を恐れるルナの孤独に付け入り、元より同じ周波数を持っていた彼女と合体してオヒュカス・クイーンへと電波変換する。
「両親の操り人形ではない事を示してやれ」とルナを唆し、イベント会場に展示された蛇達を操ってパニックを起こすが、ロックマンとの死闘の末に阻止される。虫の息になりながら尚も襲い掛かろうとするが、用済みと見なしたジェミニにトドメを刺され、ルナと分離し消滅した。
アニメ版
こちらでは、ルナのハープ・ノートへの嫉妬心に付け入る形で取り憑き、オヒュカス・クイーンに電波変換するが、彼女のロックマンへの異常なまでの執着により人格を完全に乗っ取れず、暴走を許してしまう。
ロックマンとハープ・ノートのコンビネーションの前に敗れて、ルナと分離し逃走した。
その後はルナ以外に自分と電波変換できる人間を探して彷徨っていた所へ、他の5人共々キグナスの召集を受け、彼の配下となる事を条件に単独での実体化能力を手に入れる。実体化後の姿は戦闘用のオヒュカス・クイーンだけでなく、相性が最も良かったルナの姿になる事も可能で、力をセーブした状態で人間社会に溶け込む事ができるようになった。
キグナス亡き後も6人でアンドロメダの鍵にマイナスエネルギーを再び満たすべく徒党を組んで活動するが、なんだかんだで地球人の社会と文化に馴染んでおり、働かない男衆に代わって毎日人間体でパートを掛け持ちしては食費を賄い、仲間達の無駄遣いやキャンサーによる貯金の着服にキレ散らかしたりと、リブラがテレビを干されてからFM星人陣営は完全に彼女のかかあ天下状態になっていた。
終盤にて本星から帰還命令が下り、メンバー共々地球を去る事になるが、それまでの身辺整理のための3日間において最後の買い物を楽しんでいた所をジェミニ・スパークに襲われ、アンドロメダ復活の生贄として殺害されてしまった。