概要
本作のメインヴィランである闇の三巨人が使役する怪獣達。別名の部分に「闇」と入ることと、眼が赤いのが共通の特徴になっている。
巨人たちが自分達と同じエネルギーを使って生み出す怪獣であり、彼らには常に忠実。
時には自分の身を犠牲にして主を守ろうとする等、野生の怪獣からは考えられない行動にも出る。
なお、劇中では唯一ダーゴンだけ闇怪獣を召喚する描写がないものの、第19話での会話を聞く限りでは呼び出すこと自体は可能らしい。これは、武人としての性格が強いダーゴンがあまり闇怪獣を使役する行為に積極的でないという線が有力か。
一覧
ゴルバー
別名 | 使役者 | 登場話 |
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超古代闇怪獣 | カルミラ | 第1話 |
『トリガー』本編において初めて登場した闇怪獣で、ゴルザ・メルバの二大怪獣が合成されたかのような姿をしており、能力もゴルザの熱線やメルバの飛行能力といった両者の特性が併さったものになっている。また、主人と協力して敵を追い詰めたり敵の攻撃からカルミラの盾になったりと、他の闇怪獣と比べて主に従順なのも特徴。
ガゾート
別名 | 使役者 | 登場話 |
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変形闇怪獣 | ヒュドラム | 第3話 |
ヒュドラムの手によってクリッターが闇の魔力を注入されることで変形された怪獣。オリジナルのガゾートとは目の色が変色していること以外は能力にそこまで差はない…といっても『ティガ』の初代ガゾートを撃破したランバルト光弾の直撃にも耐えているので、多少なりとも防御力は強化されていた可能性もある。
デスドラゴ
別名 | 使役者 | 登場話 |
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破壊闇暴竜 | カルミラ | 第5話 |
『トリガー』世界の地球において初めて出現した、電磁攻撃が得意な『始まりの怪獣』。厳密にはゴルバーらとは異なり元々日本に原生していた地球怪獣の一体だったのだが、カルミラに闇の魔力を注入されたことで更に凶暴化、強力な赤黒い電撃も使用できるようになった。
サタンデロス
別名 | 使役者 | 登場話 |
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惑星破壊神 | ヒュドラム | 第6話 |
名前こそ"闇怪獣"の名称は付いていないものの、こちらも三巨人の干渉を受けた怪獣の一体で、目が赤色に変化する特徴は一致している。惑星の防衛兵器であるギガデロスをヒュドラムが強化改造した機体であり、改造元の能力がいくつか失われた上に1日に稼働できるのは僅か一時間というデメリットが存在する代わりに、強力なバリアを常に展開できるという恐ろしい特殊能力を持っている。
"闇怪獣"の名前が付いていない理由としては、そもそもギガデロスが生物ではないロボット怪獣であることや、闇の魔力を与えるだけな普通の闇怪獣と違い、バリア能力を持つよう改造されたという明らかに一線を画すアプローチを受けていることが要因だと思われる(現に、サタンデロスはトリガーとGUTS-SELECTを相手に三度も完勝する実績を残した)。
ガーゴルゴン
別名 | 使役者 | 登場話 |
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石化闇魔獣 | カルミラ | 第9話 |
宇宙怪獣だった原典とは異なり、3000万年前から存在していた最古の闇怪獣と言える怪獣。オリジナル同様石化光線が武器。ユザレの石化・回収を目的としており、他の闇怪獣と比べると明確にユナを狙って攻撃をしていた。オリジナル程ではないが、一度受けた攻撃を学習する程度の知能も持つ。
メツオーガ
別名 | 使役者 | 登場話 |
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宇宙伝説魔獣 | ヒュドラム | 第16話 |
厳密に書くと宇宙に生息する惑星や彗星の枠を越えて何もかも捕食してしまう「魔獣」の一種。要はサタンデロスと同様ヒュドラムが外部から持ち込んできた怪獣の一つで、劇中では上記の特性を重く見たヒュドラム本人に封印されていたが、第16話にて闇のパワーを与えられることで誕生した。
ゴルバーⅡ
別名 | 使役者 | 登場話 |
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超古代闇怪獣 | ??? | 第18話 |
「ゴルバーⅡ」という名前の通り、前述のゴルバーと同種族の別個体。見た目こそ初代ゴルバーと瓜二つだが、翼から放つ赤い電撃や黄色い光弾といった新しい能力を習得している分、その実力は一枚上手。突如異空間から出現したようで…?
関連タグ
デビルスプリンター:とある悪名高い闇の戦士の因子でこれを注入した怪獣は狂暴化する上に眼が赤くなる。
超古代怪獣:TDG三部作での怪獣の一派。闇怪獣は超古代怪獣の現代版と言える。
スフィア合成獣:TDG三部作及び次回作ウルトラマンデッカーに登場する怪獣の一派。