カルミラ「忌々しいユザレを石に変え、私の前へ連れておいで!!」
データ
別名 | 石化闇魔獣 |
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身長 | 55m |
体重 | 5万5千t |
出現地 | 青峰山 |
スーツアクター | 永地悠斗 |
概要
第9話「あの日の翼」に登場したガーゴルゴン。
本作では3000万年前の超古代から復活したという設定になっている。一応闇の巨人に操られた形となるので、現時点では(時系列的に)最古の闇怪獣と言える存在である。
3000万年前にカルミラによって使役されユザレを石化させようとするも、バリアに石化光線を跳ね返されてしまい、逆に自分が石化されて長い間眠りについていた。
そして現代にて封印が弱まったことで復活し、GUTSファルコンを撃墜しつつ連続して現れたウルトラマントリガーをも両腕を駆使して苦戦させる。
あくまでも今回は闇怪獣として使役されているので『X』の個体と異なって人語を認識することもなかったが、それでもある程度の学習能力はあるのか石化光線を再びユザレに跳ね返された際にはすんでのところで回避して石化を免れるという知能の高さの片鱗が垣間見える場面もあった。
その後シズマ会長に遠隔操作されたガッツウイング1号とトリガーの反撃で両肩の腕(首?)を次々と破壊されてしまう。当然反撃とばかりに石化光線でガッツウイングを再起不能寸前まで追い詰めたものの、シズマ会長の意地で放たれたレーザーを眼球に受けて怯んだ一瞬の隙を突かれ、トリガーのゼペリオンソードフィニッシュで身体を文字通り一刀両断されて爆散した。
余談
今回のエピソードは『X』の第6~7話を担当した辻本貴則氏が担当しており、ガーゴルゴンのスーツが強度的に限界に近かったという事情もあり、最後を看取る思いで撮影したという(流石に再撮影に伴って幾らかの修繕は行われていたそうだが)。
ガッツウイングとの協力ということで、いかにあの両肩の腕(首)を攻略していく姿を見せるのかをテーマに演出されている。ガッツウイングと連携しながらガーゴルゴンを一刀両断するシーンは、今回の見せ場の一つ。辻本監督は今作の主題歌である「Trigger」がお気に入りらしく、これらのトドメを刺す場面も曲を流すタイミングを合わせるべく何度も聞き直したようだ(なお、辻本氏はこの後の第21話でも「Trigger」を流している)。