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芝浦淳

しばうらじゅん

仮面ライダー龍騎の登場人物。仮面ライダーガイに変身する。
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演:一條俊

「だって楽しいじゃん」
「あっそう、じゃ死んでよ」

概要

明林大学経済学部2年生で、ゲームサークル「マトリックス」に所属する気弱な青年…と当初は思われていたが、実は全て演技であった。ハマったら本当に殺し合いをしてしまうゲームを製作したり、それをプレイして殺し合うサークル仲間を影から見て楽しんだりと本性は残忍かつ凶悪。
父親が大会社の社長で、いわゆるボンボン。そのためか我儘で自信家という悪ガキ染みた一面が強く、同じくどこか精神的に幼い一面がありながらも根はれっきとした善人で人が傷つくのを嫌う城戸真司とは、ある意味で一つの対極に位置するキャラクターの一人と言える。
カードデッキを手に入れるも、出生が前述の通りなので特に叶えたい願いは無く、あくまでも「ゲーム感覚」でライダーバトルに参戦した。
初登場時に龍騎を倒し、アドベントのカードを奪う(後にライアに奪取される)。その後OREジャーナルを乗っ取り、日本全体を前述のゲームで支配する拠点にしようとしたが島田奈々子に阻止され失敗。後にこの殺人ゲームのことが警察にばれ一度は捕まるも、父のつてで知り合いだった北岡秀一に協力を要請しすぐに釈放された。(この時北岡がカードデッキのことで質問を投げかけたことでお互いにライダーであることを知る)

  • なおOREジャーナル乗っ取りの際には元々の4人を引き連れて謎のPV(うち一つはご主人様&もの)を撮影したり、大久保(元)編集長と真司にボウリングピンのコスプレでビラ配りをさせて遊んだり、例の奪ったカードを用いて真司を露骨に煽ったりしていた。最後の煽り以外はシュールギャグチックに演出されていたが、北岡の陰口「道楽息子」に違わないその如何にもな(悪い意味での)頭の幼さが窺える。
願いのために人を殺すことに抵抗を感じていた秋山蓮をおちょくりまくった上で神崎優衣をおびき出しミラーワールドにおけるライダー大乱闘を演出しようとするが、蓮や手塚、真司はまだしも、自分はまともに戦ったことがない北岡と当時ライダーになったばかりだった浅倉威をも彼は完全に見くびっていた。

最期

今までの報いを受けるがごとく仮面ライダー王蛇仮面ライダーゾルダファイナルベントエンドオブワールド」に対しての盾にされ、ボロボロになりながら怒り狂って王蛇に反撃するもファイナルベント「ベノクラッシュ」で返り討ちに遭い、止めを刺され文字通り爆死した。ライダーバトルすらゲーム感覚で挑んでいた彼は皮肉にも、自分が言い放った上記の台詞を己自身で体現したと言える。

ガードベント


「お前…! オレが、ゲームを、面白くしてやったのに…!!」
近くにいたァ…お前が悪い…!!


王蛇の盾代わりにされたということから、「王蛇専用ガードベント」という情けないネタがあったりする。
ちなみにこのシーンは児童誌『たのしい幼稚園』では

龍騎「みんな! たたかいは やめるんだ!」
王蛇「くくく…まず おまえから しんでもらおうか。」
ゾルダ「みんなよけろ。 おうじゃ だけは ゆるせない。」
地の文『ゾルダは おうじゃに ファイナルベントを あびせるつもりだぞ。』
王蛇「へん ばかめが。 やれる もんなら やってみろ。」グイッ
ガイ「なにっ!?」
ゾルダ「エンドオブワールド!」
王蛇「おまえが くらえーっ!」
ガイ「ギャーッ!」
地の文『ガイは、おうじゃの たてがわりに されて しんだ。』
龍騎「なんて やつだ!」
王蛇「はっはっは、ゆかいだぜ。
地の文『おうじゃは、ガイの モンスターを てにいれた。 いったい、なにを たくらんで いるんだ?』

と、殆どろくな台詞も無いまま雑に殺された挙句、ドラマも何もなく契約モンスターを奪われるというより無様な最期になっている。
ちなみにこのゾルダの太字の台詞は「本編の北岡が到底言いそうに無いセリフ」ということもあり、よく改変でネタにされている。

なお、芝浦に忠誠心を見せていた契約モンスターのメタルゲラスも、後に王蛇の契約モンスターにされてしまっている。

TVSP・スピンオフでの芝浦淳

TVSP

「ケツの青いガキがライダーになったって」
「ライダーの戦いなんて所詮ゲームなんだからさぁ、楽しくやろうよ」

昼間から女子数人を侍らせゲームセンターで遊ぶなど本編以上にドラ息子な振る舞いを見せ、戦いを止めようと説得する真司をバカにしていた。高見沢逸郎の子分的な存在で、共に龍騎を襲った。しかしベルデが斃された後、それぞれ変身を解除した真司と蓮に襲い掛かろうとしたところをディスパイダーに襲われ、抵抗するもあっけなく捕食されてしまうという、あまりにもしょっぱすぎる最期だった。

RIDER TIME 龍騎

「殺し合うなんて、すっごい愛情表現じゃない?」
「どこに隠れてる!? 手塚ァ! 俺の愛を受け取ってくれよ…そうすればあんたは、俺だけのものになる! そうだろう! ヒャハハハハァ!!」

仮面ライダージオウのスピンオフ作品『RIDER TIME 龍騎』にも登場。芝浦が映像作品に登場するのは実に17年ぶりとなる。
劇中では石橋(シザース)、戸塚(タイガ)とチームを組んで行動している。
言葉遣いは年相応になっているものの、頭が切れ、人の命を軽んじる冷酷かつ狡猾な性格や、人を喰ったような不遜な態度は相変わらずな様子。

EPISODE1の終盤で手塚海之こと仮面ライダーライアと協力関係を築いていた事が判明し、彼が石田(インペラー)を殺害した後、残る真司と木村(ベルデ)も始末しようとした……が、そこに突如乱入して来た王蛇のベノクラッシュでタイガが死亡。さらには王蛇に付き従っているゾルダまで現れ、混戦状態となる。

EPISODE2ではゾルダのエンドオブワールドが逃げ切った後、手塚や石橋と共に祝杯を兼ねた食事を楽しんでいたが、その最中に手塚と共に石橋をミートナイフで刺殺。その後、手塚とは肉体関係を築いていることが発覚した。
しかも本人は上述上段にもある「殺し合う事がすごい愛情表現」という独自の理論を宣い、その後裏真司の唆しによって手塚から反旗を翻されると、彼の裏切りに怒りながらもどこか悠々とした様子で戦いを繰り広げ、激戦の果てにライアを撃破。
さらに満身創痍となって逃亡した手塚を、上述の台詞(下段)を叫び狂ったように笑いながら自分の愛欲を満たすために探すなど、原典とはまた違う意味で危ない人間性を十二分に見せつけた。
というか原典の頃の面影は、違う意味で最早どこにも無いキャラになっていた。

するとそこへ、本物の真司と一体化した鏡の真司が出現。
鏡の真司は手塚の死を伝えると同時に「代わりに俺が愛してやるよ」と不敵な笑みを浮かべながら宣戦布告し、明らかに今までと様子が違う彼の態度を訝しげながらもそのまま戦闘に突入する。しかし鏡の真司が変身した仮面ライダーリュウガには敵わず、ほぼ一方的に圧倒された末にドラゴンライダーキックで撃破され敗北。倒れたところをリュウガに足踏みにされ、断末魔を挙げながら消滅していった。
その最期は動きを拘束された挙句、岡元次郎がスーツアクターを務めたライダーにトドメを刺されるという、TV本編とTVSPを折衷させたような末路であった。

備考

変身前は細身だが、変身するとがっしり体型になる。これと同じ現象が浅倉にも起こっている。

『RIDER TIME 龍騎』の脚本を担当した井上敏樹は、放送前から「地上波ではできないぐらいのディープな世界」と評していたが、EPISODE2が公開された後、視聴者からは「そりゃできないわ!」「ディープどころの話じゃねぇ!」「想像していた物の斜め上をきた」とツッコミの声が相次ぎ、ネット上では早くも「芝浦×手塚のユナイトベント」「仮面ライダーゲイ」等とネタにされる事となった。
真司役の須賀貴匡も放送前のインタビューにおいて「『これって仮面ライダーでやって大丈夫か?!』って思うような“衝撃的”なシーンがある」と示唆していたが、これも恐らくは上記の場面の事を示していると思われる。

ちなみに演者の一條のブログによれば、息子は父親がやられてしまうEPISODE2は見るのが辛く、そこだけ飛ばそうとするらしい。一方で娘の方は「ゲラゲラ笑いながら「お父ちゃんが踏み潰されるところ面白い!!」と最後のシーンしか見ません(笑)」とのこと。また、その娘曰く「ガイは一本角がダサい」らしい(一條曰く「そこがカッコいいのに(笑)」)。とことん辛辣である。
ちなみに息子、娘共に芝浦と手塚の”あの問題シーン”については触れていないものの、自分の父親のあんな場面を観せられた心境は如何なものであったのだろうか……?
更に言うと一條の妻は同場面を見て「少々興奮していた」とか…

本編の頃は上記のようなキャラクター性と、ぶっちゃけ作中での扱いはただの噛ませだった事などから、当然ながらファンの間での人気もあまり無く、「メタルゲラスの方が愛らしくてキャラが立っていた」だの「メタルゲラスの方が浅倉のおかげで活躍してた」だのと、最早契約モンスターの方が印象に残っているという人は多く、人気がある程だった。一方で、そのあまりにも雑な扱いから、「王蛇専用ガードベント」などと一部ではネタにされていた(それもどっかの蟹刑事程ではないが)。なお、芝浦を演じる一條は『RIDER TIME 龍騎』の撮影をきっかけに龍騎本編を一通り見返した他、この時にネットで調べた事で初めてガードベントネタを知ったらしい。

RIDER TIMEでは、その原典の頃からぶっ飛んだキャラクターのおかげで、上記の通り多くの視聴者に絶大なインパクトを残して改めてネタにされた。しかしこちらは、色んな意味でそれ以上に本編とはかけ離れたキャラクターを見せて、多くのファンに様々なショックや衝撃を与えて賛否両論を呼んだ手塚の方が、ファンからの注目度や話題性は当然高く、彼の方はどちらかと言えばその陰に隠れてしまうという微妙な結果にもなってしまった(その活躍自体も、視聴者からのネタ以外での人気に繋がるようなものだったかは、何とも言えない…)。
そして最期は、やはりリュウガの噛ませにされて死亡した(本編やTVSPの最期よりは健闘していたが)。彼はどうあっても、噛ませにされる運命なのかもしれない。
ちなみに本編・TVSPでもガイの姿で最期を遂げており、ライダーに変身した状態で2回死亡しているのは彼のみで、RIDER TIMEで初めて生身の姿で死亡した。
また、本編にTVSPと幾度となく真司を苦しめてきた芝浦だったが、同作において初めて(鏡側の方とはいえ)真司の手で引導を渡される形となった。

関連タグ

仮面ライダー龍騎 仮面ライダーガイ

仮面ライダー龍騎仮面ライダーナイト仮面ライダーゾルダ…主な敵対ライダー 

仮面ライダーベルデ…SPでは共闘、RIDER TIMEでは敵対
仮面ライダーライア…本編では敵対、RIDER TIMEでは共闘。そして…
 
仮面ライダー王蛇仮面ライダーリュウガ…前者は本編、後者はRIDER TIMEでそれぞれ引導を渡された。

吐き気を催す邪悪 悪ガキ クレイジーサイコホモ 

檀黎斗/仮面ライダーゲンム…同じライダーバトルを主とした作品で、殺人に通じるゲームを開発、父親大企業の社長と共通している。

愉快犯ゴウガン…こちらは催眠装置だが、同じく自ら作った仕掛けで罪も無い一般人が殺し合う様を眺めて喜ぶ外道繋がりの戦隊怪人

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