「我々の海底地震作戦を知った者は死だ!」
「だが、お前は殺さない。その強固な肉体、ショッカーの改造人間になってもらう!!」
CV:梶哲也(TV本編第19話、劇場版) スーツアクター:岡田勝
概要
カニの怪人であるため硬い甲羅を持っており、ライダーキックに耐えることが可能。左手のハサミは何でも切り裂き、口からは何でも溶かす泡を吐く。なお、この泡は配下の戦闘員が持つ水鉄砲にも実装されている。
弱点は光に弱い点と、ハサミの付け根。
水中爆弾の爆発で人工大津波を起こす「海底地震作戦」の機密保持のため、各地の気象観測所の襲撃及び地震計の破壊を任務とする。
活躍
前述の通り海底地震作戦の機密保持の為に各地の気象観測所を襲撃し、地震計を次々と破壊していった。物語の前半では小樽にある気象観測所を襲い、配電室を破壊していた。この時、異変に気付いた所員に出くわすが泡で溶かし殺した(所員の同僚も戦闘員の溶解泡銃で溶かされている)。
その後、ショッカー首領の命令でアジトに近づく者を抹殺するべく警備にあたっているが、侵入者のダイバーを殺害している途中にFBI捜査官の神田が接近。それに気づき死体を隠すが見つかってしまい滝和也や一文字隼人に感づかれてしまった。
カニバブラーは神田がいる牧場を襲撃し、彼を改造人間の素体にするために拉致。しかしボートを駆って現れた仮面ライダー2号と対決する。硬い甲羅で攻撃を無効化していくものの、溶解銃をライダー奪われた為形勢逆転。カニバブラーは退却した。
物語後半、仮面ライダーに小型無線機を奪われた為首領から叱責を受けるカニバブラー。水中爆弾の爆発を急がせるために、札幌中央台にある気象観測所の地震計を破壊、港でライダーと再び戦う。ライダーキックに耐えるも形勢不利と判断したのか再び退却、基地へ戻って爆発のトリガーを引こうとする。
だが、他のFBI日本メンバーの協力を得てマリとユリが示した基地の場所(小樽沖の北北西50kmの辺り)を知ったライダーはサイクロンを駆って海底基地に侵入、爆発を阻止することに成功。作戦に失敗したカニバブラーは仮面ライダーに最後の勝負に挑む。溶解泡でライダーの視界を奪うも、ライダーパンチを喰らって爆死した。
その後
トリカブトのG作戦をサポートするためにアルマジロング、ムカデラス、モグラングと共に再生するが、滝によってG作戦に使用する殺人植物の毒ガスで死亡したと思われる。
余談
- 初めてライダーパンチに倒された怪人であり、仮面ライダーBLACKに登場したカニ怪人もライダーパンチで倒されている。
- カニバブラーが神田がいる牧場へ侵入する際、牛の中を悠々と歩くシーンは必見。
- なお、この回とムササビードルの回で行った北海道ロケで宿泊したホテルが「仮面ライダー御一行様」でなく「山本リンダ御一行様」と書き、それに対してマリ役の山本リンダ本人が「あたしは仮面ライダーの出演者の一人として来ているのだから、ちゃんと仮面ライダー御一行様と書いてもらわないと他のみんなに失礼です!」 と抗議したらしい。
- 声を演じた梶氏は昭和ライダー第6作でもカニの怪人の声を演じた。
- 仮面ライダー龍騎に登場した仮面ライダーシザースのモデルはこのカニバブラーとされる。
関連タグ
カニの怪人達
太字表記は幹部怪人
昭和ライダー
シオマネキング ガニコウモル カニレーザー カニ獣人 奇械人ハサミガニ カニ奇械人 カニンガージン ガニガンニー カニロイド カニ怪人 ガイナマイト トリプロン
リメイク・リブート
平成一期
クラブロード 仮面ライダーシザース ボルキャンサー クラブオルフェノク バケガニ(魔化魍) ウカワーム クラストイマジン クラブファンガイア
平成二期
クラブ・ドーパント 鎧武者怪人 キャンサー・ゾディアーツ ガンマイザー・マグネティックブレード