「くそう、V3めっ!」
登場作品『仮面ライダーV3』
第48話「見た!デストロン首領の顔‼」
概要
鳴き声は「グワァーッ‼」
なお劇中セリフは一言だけで、ほとんど奇声のみを発していた。
東京中に自身の分離態である多量の小型ヒトデをばら撒かせ、東京中の人間達を皆殺しにする「東京皆殺し作戦」を実行、その一環で東都中央病院を占拠し、本病院に滞在するデストロン首領の護衛を主な任務としている。(この首領がはたして本物だったかは不明)
ヨロイ元帥はシーラカンスキッドとの戦いで「首領が東京にやって来る」という情報をわざとV3とライダーマンにつかませて偽のアジトに閉じ込め、その隙にオニヒトデに作戦の実行にあたらせた。
自身を溶解液を持つ無数の小型ヒトデに分裂させたり、上半身のみになって胴体にある口での噛みつき攻撃、手の体当たり攻撃や触手状の腕による叩き付けが主な戦力。
V3との決戦では自在に小型ヒトデに分離してことごとく攻撃を交わして戦いを有利に進めるが、最後は駆けつけたライダーマンのネットアームを被せられ分離能力を封じられた所へ、V3三段キックを受けて蒸発した。
仮面ライダーSPIRITSではヨロイ一族の愛媛制圧作戦に参加するが、ライダーマンの放った特殊なトリモチにより身動きを封じられてしまい何もできなかった。
余談
名前から誤解を受けるがオニヒトデはヒトデモチーフであってオニヒトデモチーフの怪人ではない。
甲羅や鱗等の堅そうなイメージがない生物がモチーフだが何故にヨロイ一族となっているかというと、元々は軟体族というボツ結託部族の怪人を流用したかららしい。
同名の生物のオニヒトデの外皮は棘もあり、かなり硬いので、もし、最初からヨロイ一族の予定ならこちらがモチーフになっていたかもしれない。
本話ではライダーマンのドリルアームが脱出に使用されたが、宝島社の『さらば!怪獣VOW』では使用されなかったという事実誤認がされている。
また今回の次回予告では、前回登場したデストロンライダーマンに誘い込まれてというのがあったが恐らく脚本の変更があったための齟齬と思われる。
東映から発売されたビデオ「東映100大ヒーロー スーパーファイト」において、ライダーマンの紹介にトカゲロイドとの戦いのシ-ンを使用しているが、断末魔はオニヒトデのものを使用していた。