「これからが本当の勝負だ。カメレオンの底力を見せてやる‼」
登場作品『仮面ライダーV3』
第49話「銃声一発!風見志郎倒る‼」(カメレオン)
第50話「小さな友情」(吸血カメレオン)
概要
デストロン結託部族最後の刺客『ヨロイ一族』の1人にして一族、そしてデストロン最後の一般改造人間。鳴き声は「キィヒヒヒヒ‼」
その使命は改造人間の力の制御が利かなくなる『バタル弾』を使ったライダーマンこと結城丈二の暗殺だったが、彼を助けようと庇った風見志郎がこの兵器で負傷したため、仮面ライダーV3の抹殺へと変更になった。
そのために田舎から家出した少女ジュンをプレゼントで釣ってデストロンを信じ込ませ、風見を陥れさせるように仕向けた。
カメレオンの特徴を持った改造人間で、自在に姿を消せるほか、人間の姿に化けることも可能。ただし影までは消すことが出来ないため、注意深く観察すれば居場所が分かってしまうという欠点を持つ。強力な尻尾も武器となる。
また、ヨロイ一族の最後の刺客だけありその防御力も高く、V3の必殺技「V3きりもみキック」を受けても致命傷を受けなかったほどである。キックを受けた後、再戦を誓ってその場から撤退した。
吸血カメレオン
「俺の体は不死身だ、改造手術を受けて吸血カメレオンとして甦った!今度は、お前が死ぬ番だ!」
カメレオンが強化改造された姿………、とはいっても外見は全くそのままの姿をしている。
長い舌を伸ばしての吸血能力が備わったほか、怪人に血を吸われた者を吸血鬼として操る能力が新たに備わっている。また、吸血に耐えられなかった者は火花を発しながら絶命してしまうようだ。そのほか、姿を消しても影が映らないように改良されたほか、スピードも以前よりアップしている。
改造人間製造に必要な子供達の新鮮な血液の採取とV3、ライダーマンの抹殺を使命としており、「みどり学園」を襲撃して着々と計画を推し進めるが、最後は自慢の新兵器である舌を根元から引っこ抜かれてしまい、大幅に弱体化したところに「V3フル回転キック」を喰らって口から泡を吹いて溶解してしまった。
恐らく強化改造によるパワーアップが仇となり、致命的な弱点を持ってしまったことが敗因となったようである。
ちなみに出身地はメキシコである。カメレオンはアフリカの生き物なので出身地が噛み合っていない。単にメキシコで改造された怪人なのか、あるいは素身体となった人間の出身地がメキシコだったのかいずれかではないかと思われる。
関連タグ
ヒルカメレオン:前作に登場した、人間の血を吸うカメレオンのライダー怪人。
サボテンバット←カメレオン/吸血カメレオン→サソリジェロニモJr.