CV:山下啓介 人間態(偽神父):鈴木志郎 スーツアクター:池田力也
「貴様を握りつぶしてやる!死ね、V3‼」
概要
『仮面ライダーV3』第17話『デビルスプレーは死神の武器』、第18話『悪魔の裏切り あやうしV3!』に登場するネズミとスプレーの能力をもつ機械合成怪人。鳴き声は「チューワー」
残忍な性格の持ち主で、ドクトルGが開発したペストに酷似した新種の細菌を用いた細菌兵器『デビルスプレー』を使った人類抹殺計画『デビルスプレー作戦』を使命とする。
能力
人間の頭を容易く叩き割るほどの怪力の持ち主で、右手に備わった伸縮自在のメカアームやその先端から噴出するペストに酷似した新種の細菌『デビルスプレー』が主な戦力であり、この細菌に感染した者は1~2日昏間睡状態に陥った挙句、3日目には確実に死ぬ恐るべき代物である。
活動歴
とある教会の神父を殺害した後、彼に成り済ますと『デビルスプレー』の人体実験を行うべくお金が無い為に結婚式を挙げることが出来ないカップルを言葉巧みに勧誘して『デビルスプレー』の実験台にしようと画策。
実験の途中で風見志郎=仮面ライダーV3の介入を受けるもののカップルの内、新郎の市村明雄に『デビルスプレー』を吹きかけ実験を成功させる。
その後、クサリガマテントウのサポートを受けつつ『デビルスプレー』を街中へと散布して犠牲者を次々に増やして行くが、『デビルスプレー』の解毒剤を奪取するためにワザと罠に掛かった振りをしてデストロンアジトへとやって来たV3との最終決戦において激闘の末に最後は『V3キック』でメカアームを破壊されて爆散した。
その後、映画『仮面ライダーV3対デストロン怪人』において再生怪人軍団の一員として登場し、V3及びダブルライダーと『サタンニウム』を巡り激闘を繰り広げるものの、最後はドクトルGの無謀な作戦にやむなく従ったタイホウバッファローの砲撃を受けて爆死した。
仮面ライダーSPIRITSでは、暗闇大使が時空魔法陣を使って復活させた再生個体が登場。ドクトルGの高知制圧に参加し、攫った人々をこき使ってサタンニウムを採掘させていた。人々を救うため風見が乗り込んできたと知ると他の機械合成怪人とともに迎撃にあたる。怪人達は次々と倒されるが、風見が万全ではなかったため生き残り、その後倒された描写が無いため、カメバズーカなどと同じようにバダンのUFOで撤収していったと思われる。