概要
『仮面ライダーBLACK』第36話「愛と死の宣戦布告」より登場。
ゴルゴムの三神官・バラオムが、シャドームーンの復活の為に、“海の石”の力を全て使い切った後に生まれ変わった姿。
より正確には「怪人としての本来の姿に戻った形態」で、<暗黒超能力>の力は失ったものの、その代償として他のゴルゴム怪人達とは一線を画す高い能力を取り戻している。
サーベルタイガー(若しくはサーベルジャガー)の特性を備えた怪人で、他の2人と違い、大神官時代の姿の面影がほとんど残っていないのが特徴。
以前と同様に好戦的な性格をしているが、ビシュムが戦死した時に激しい怒りを覚えたり、ダロムが海を汚染しようとした時は海生怪人に悪影響が出ることを理由に諌めようとするなど仲間想いの一面を覗かせる事もある。
かつての姿を上回るパワーとスピードを会得している他、腕から放つ破壊光線や、指先の鋭い爪による引っ掻き、牙の形状をしたサーベルによる二刀流の剣戟を用いて相手を追い詰める。また第46話では打倒BLACKの為に激しい特訓の末に超高速移動術を会得した。
EP党青少年部隊長
第38話で披露された、大怪人バラオムの人間態としての姿。
ちなみに大怪人の人間態としての姿は、例えBLACKの『マルチアイ』をもってしても正体を見破る事は出来ない。
ゴルゴムメンバーの坂田龍三郎が結成した「EP党」の青少年部隊長として、党のイメージアップに努める一方、人々がBLACKに対して反感を覚えるように罠を仕掛けるといった行動を起こす。