予告
ライダー対シャドームーン、運命の大決闘に遂に決着の時が訪れる。
今こそ砕け、悪の神話を。
変身!仮面ライダーBLACK『ゴルゴム最期の日』。
仮面ライダーBLACK、新ヒーロー誕生。
その名は、太陽の子RX。
10月23日から『仮面ライダーBLACK RX』登場。
前後のストーリー
前回 | 次回 | |
---|---|---|
創世王の正体は? | 本話 | 仮面ライダー1号〜RX大集合 |
物語(ネタバレ注意)
だが、バトルホッパーが泣いているのに気付いたブラックがパトルホッパーを解放するが、シャドームーンの一太刀に力尽きた。シャドームーンはバトルホッパーの自爆で吹き飛んだところにライダーパンチとライダーキックを受け、大きなダメージを負う。
そこへシャドームーンを守ろうと、マーラとカーラ、トゲウオ怪人が出現。トゲウオ怪人はブラックの前に立ちはだかるが、ライダーパンチとライダーキックによって呆気なく倒されてしまった。シャドームーンは這々の体でブラックとの戦闘を継続しようとするが、無理はさせないとマーラとカーラに連れられてゴルゴム神殿に引き返す。
ブラックは大破したバトルホッパーに駆け寄る。バトルホッパーは消えゆく意識の中でブラックに「アリガトウ、ライダー」と感謝の言葉を述べて機能停止してしまった。
ブラックは仇を討つべく、サタンセイバーを握りしめてゴルゴム神殿へ突入。
そこへ現れたシャドームーンは、自分を追って神殿に乗り込んだブラックと尚も決着をつけようとする。
シャドームーンはシャドーキックを繰り出すが、ブラックはサタンサーベルでシャドーチャージャーを切り裂き、勝利する。
倒れたシャドームーンに駆け寄るブラック。シャドームーンはブラックに「サタンサーベルを…それが無いと、心細くて地獄へゆけん…頼む…」と、サタンセイバーを自分に渡すように懇願する。ブラックはその願いに応えるべくサタンサーベルを渡すが…
突如、シャドームーンがブラックの首元にサタンサーベルを突き立てた!
しかし、シャドームーンは既に虫の息であり、ブラックの喉を貫くことは叶わなかった。
ブラック「信彦!」
シャドームーン「ダメだ…力が入らない…。ブラックサン、俺は死ぬ。だが、勝ったなどと思うな…。お前は一生苦しむことになるんだ…。親友を…この…信彦を抹殺したんだからな…。一生、後悔して生きていくがいい…!ハハハ…!アッハハハハハハ…!俺は次期創世王だ!!」
倒れたシャドームーンはサタンサーベルを掲げ、そのまま果てた。
そこへ創世王が現れ、ブラックを次期創世王の座を渡すべく、シャドームーンからキングストーンを取り出すよう命じるが、ブラックは当然のごとくこれを拒否する。すると創世王は奥の部屋へ逃げ込んだ。ブラックはシャドームーンに「必ず助ける」と告げて、創世王を追った。
創世王を追いつめたブラック。創世王はなおもブラックに次期創世王の座を渡そうとシャドームーンからキングストーンを取り出すよう命じるが、怒りに燃えるブラックには聞く耳を持たない。
業を煮やした創世王は、自身をマントルに落下させて地球を木っ端微塵にしようと脅す。そうはさせないとブラックは創世王を止めようとするが、バリアに阻まれてしまう。今度はロードセクターで体当たりを試みるが、これもバリアに弾かれてしまう。
マントルに通じる穴に落下しようとする創世王。このままでは地球が滅びてしまう、絶体絶命のピンチに陥るブラック。
その時。ブラックは自分が次期創世王候補ということを思い出し、サタンサーベルを喚び出す。
サタンサーベルはシャドームーンの手から離れ、ブラックの元へやってきた。
ブラックはサタンサーベルを手に取り、創世王に投擲する。
ブラック「最期だ、創世王!」
投擲したサタンサーベルは創世王を刺し貫く。苦悶の声を叫ぶ創世王。
創世王「ブラックサン、私は必ず蘇る…!人間の心に悪がある限り、必ず蘇る!忘れるな!!」
創世王は、ブラックに呪詛の言葉を遺しながら滅びた。
創世王の死とともに崩れていくゴルゴム神殿。神殿の倒壊に巻き込まれ、瓦礫に圧し潰され死ぬマーラとカーラ。ブラックはシャドームーン=信彦を助けようとするが、シャドームーンも瓦礫に埋もれており、救助には間に合わないと判断しロードセクターで一人脱出した。
ナレーター「遂にゴルゴムは、ライダーの手によって滅びた」
降りしきる雨の中、神殿の外の谷川で一人たたずむ南光太郎。手に握られたサタンサーベルを空中高く放り投げ、サタンサーベルは赤い光の粒子となって消滅した。
光太郎「信彦…。信彦…。信彦ぉぉぉぉぉぉっ!!」
親友・秋月信彦を助けることが出来なかった光太郎の無念の叫びが天にこだまする。
ナレーター「全ての悪を洗い流すかのように、雨は三日、十日と降り続いた。そして、地球に平和が戻った。」
ゴルゴムという脅威が去り、世界に再び平和が訪れた。
公園で遊びまわる親子たち…。
そのころ、光太郎は一人、閉店したキャトピラに足を踏み入れていた、
ナレーター「だが…光太郎は孤独だった。親しかった人はもう誰もいない。信彦も、杏子も、克美も…」
そう、光太郎は孤独だった。
ゴルゴムの魔の手から逃れるためにアメリカへ移住した杏子と克美、ゴルゴムに殺された光太郎の両親と義父・総一郎。そして、最大の敵・シャドームーンと化しブラックに討たれた親友・信彦。
光太郎の脳裏に、楽しかった過去の思い出や、ゴルゴムとの戦いの記憶が思い浮かぶ。
光太郎「さよなら、みんな。楽しい思い出」
光太郎はキャトピラを後にし、バイクに乗って一人どこかへ走り出していった。
ナレーター「光太郎は行く!光太郎は負けない!この地球に悪がある限り、戦い続けるのだ!頑張れ!南光太郎!君がいる限り、僕達も戦い続ける!戦え、仮面ライダーブラック!また会おう、仮面ライダーブラック!」
仮面ライダーBLACK 完
次回予告
新たな敵に苦戦する南光太郎の前に
10人の仮面ライダーが応援に駆け付けた!
頑張れ光太郎!変身せよ!
『仮面ライダー1号〜RX大集合』!お楽しみに!
関連タグ
地球よさらば!一也宇宙への旅立ち!!←ゴルゴム最期の日→輝ける明日