概要
『仮面ライダーBLACK』第5話「迷路を走る光太郎」に登場。
朝日村で開催される国際平和会議を妨害し、それを切掛けに国際紛争を起こして人間同士を自滅させる作戦を使命とする。
炎が灯る祭壇にて祈祷しているようなその仕草はモチーフがモチーフだけに悪魔を思わせる雰囲気を醸し出しており、その様は不気味である。
催眠音波(怪人の声)と角から発生させた神経に作用する紫色の毒霧(※)を使い、人間を催眠状態にして暗示を掛けたり自在に操る事ができる。操っている朝日村の村民には「ヤギ様」と呼ばせている。
※:この霧の正体は角が削れた粉で、麻薬の様な作用があるとされる。
戦闘時には、接近戦では硬い蹄による打撃や蹴り技、遠距離戦では角から放つ紫色の破壊光線や火炎を操る呪術を駆使する。しかしこれらの能力の源となっている角を折られてしまうとたちまち大幅に弱体化してしまうという弱点を持っている。
劇中、三神官の命を受け朝日村の村民を操り計画を進めていたが、偶々村を離れて難を逃れた秋月杏子の同級生である島崎茜を取り逃したことで南光太郎に計画を知られてしまい、村へ調査にやって来た光太郎=仮面ライダーBLACKを襲撃するも最後は『ライダーチョップ』で角を折られて弱体化した所へ『ライダーキック』を受け炎に包まれ爆散、消滅した。