ミスキラー
みすきらー
CV:吉田小百合
TVアニメ『F-ZEROファルコン伝説』に登場した、アニメオリジナルキャラクター。本作の派生ゲームタイトルでは使用キャラクターとして登場。
ブラック・シャドー率いる「ダークミリオン」の女幹部。組織内では冷静かつ忠実に任務をこなしブラック・シャドーからも気に入られているが、エリート意識の強さもあり同じ幹部のゾーダとは幾度も対立している。
本人もF-ZEROパイロットであり、レースの賞金をかけて主人公リュウ・スザクら「高機動小隊」と激しく対立する。
容貌はリュウの恋人ミサキ・ハルカに瓜二つだが、性格は似ても似つかぬ冷徹かつ冷酷。作中では、か弱き女性に扮して出場パイロットに接近し自身の優勝のために利用しようと企むなど、相手の良心や弱みに付け込むことに何の躊躇いも持たない悪女である。
搭乗マシン | ムーンシャドー(MOON SHADOW) | 重量 | 1110kg |
---|---|---|---|
性能評価 | ボディB/ブーストC/グリップB | マシンナンバー | 32 |
ワインレッドを基調とした印象的な機体。ブラック・シャドーによって膨大な費用を賭けて製作されたという。
性能はブルーファルコンに近く、バランスが良いので扱いやすい。
黒髪のストレートヘアーと赤いリップが印象的な涼やかな顔立ちの女性。
衣装は紫を基調としたスーツの上に、胸や肩、腕にシルバーカラーのプロテクターを着用している。
また、額にはエメラルドのあしらわれたジュエリーを巻いている。
【警告】これより先、この女の真実と未来について記載されていため閲覧に注意されたし
その正体は、リュウの恋人であるミサキ・ハルカ本人。
本来の彼女は良妻賢母と言って良いほどの優しい人物で150年前にゾーダとのカーチェイスで重傷を負いコールドスリープされたリュウの仇を討つため、警察のおとり作戦に密かに同行。ゾーダを捨て身で銃殺しようとするが、警察がゾーダ拘束のために使用した瞬間冷却装置により強盗団ともども凍結し、身元確認もされぬまま同じく「冷凍刑」に処せられる。
それから150年後、ゾーダ同様にブラック・シャドーの手で蘇生される。
ブラック・シャドーは彼女がリュウの恋人であることに早くから気付いており、敢えてそれを利用するためリアクターマイトの力で彼女の記憶を操作。自身に忠実な部下「ミスキラー」へと変貌させた。しかし、ゾーダに対する憎悪は残っており、会う度に衝突し、憎まれ口を叩いていた。
本編後半でハイパーゾーダのリアクターマイトによって記憶を取り戻し、ミスキラーだった頃にしてきた事を思い出し、罪悪感を持ち、もうあの関係に戻れないと冷徹なミスキラーを演じながらもリュウや彼の仲間を影で助けるようになる。しかし、ブラックシャドーは最初からその事を見抜き、野望のため敢えて泳がされ、最終決戦では人質にされてしまう。石化状態となりダークマターリアクターに捕らわれていたがキャプテン・ファルコンに救われ、150年の時を経てリュウと結ばれた。
リュウによると、誕生日は1月3日。年齢は21歳(西暦2051年当時)。
前職はレースクイーンで、当時F1レーサーだったリュウといつしか恋仲になった。
日系人であるらしく、苗字が「ミサキ」で名前が「ハルカ」である。
5年後の2207年では、コーヒーハウス「ファルコンハウス」の店長としてバートの後を継ぎ、活躍。 店を上手く切り盛りしている。