「シャドームーン様のご命令により、お前たち潰す」
CV:西尾徳
概要
第27話「大逆襲!影の王子」に登場。怪魔界に生息する「タテガミ象」から生み出された怪魔異生獣。掘削して脆くなった富士山の地中の地盤に高エネルギー爆弾をセットして起爆し、噴火を誘発させて山麓の都市を壊滅させ、クライシス帝国移民のための都市を築く計画に従事。
両腕の爪を高速振動させて地中を掘り進む能力を持つ。強大な怪力を誇り、ひとたび暴れれば溶岩の流れすら変えてしまうほど。
怪魔異生獣全般に言えることだが、特に知能が低いのが致命的な欠点。シャドームーンの脅しに屈して秘密計画を喋った上に、「クライシスを倒したら将軍に取り立ててやる」という空約束をまんまと信じ込み、ゲドリアンら幹部達に反逆して彼らを生き埋めにしようとするという失態も演じた。知能ばかりでなく忠誠心にも問題があるだろう。
しかしクライシス幹部達は辛うじて脱出。面目丸つぶれとなり激怒した上司のゲドリアンから百叩きのお仕置きを受けたがジャーク将軍に後述の策を授けられて作戦に復帰。
山麓に住む子供たちを人質にとってRXおよび彼との決着を望むシャドームーンをおびき寄せ、その隙に爆弾をセットして富士山を噴火させようとする。
しかしシャドームーンに勝利し、彼から作戦を知らされて駆けつけたRXに妨害される。自慢の怪力もロボライダーの前には全く通用せず、ボルティックシューターで片腕をもがれた挙句にリボルクラッシュを受けて爆死した。
余談
本エピソードにおいて、RXのアクター岡元次郎の人間離れしたアクションは語り草となっている。リボルクラッシュ直前にマットボットからの攻撃を回避するのだが、ほとんどノーモーションかつ脚力だけで跳躍側転という意味不明な次元の動きを見せておりファンからは「スーツアクター岡元次郎は改造人間である」と言われているとかいないとか……。
なお、こんな動きをしたからか岡元は左肩を脱臼してしまっている。(着地時に着いた左腕に体重が乗っている事、一欠時に右手の上に左腕を載せて持ち上げているのが分かる。)