概要
「メモリガジェット」と呼ばれるデバイス群の一種。第27話で初登場した最後のガジェット。
単独でゴーグル型のガジェットモード、ギジメモリ≪デンデン≫(デンデンメモリ)と併用することでカタツムリ型のライブモードに変形する。
シュラウドが鳴海探偵事務所に送ってきた設計図とパーツを元にフィリップが製作した。
同じ後発型ガジェットのフロッグポッド同様戦闘能力は備わっておらず、捜索・探知に特化している。メタルシャフトやトリガーマグナムとの合体機能もない。
本体の「ボディケース」内部にはCPUが搭載されていて、デンデンメモリのセンサーが取得したデータの演算や、本体が見た物の解析を行う。総重量は210g。
PS4ゲーム『KAMEN RIDER memory of heroez』でアラーム機能が搭載されている事が判明。
隠されたアイテムが近くにあると反応し、最大まで近づくと専用のアイテム探索画面へ遷移する。
モード
ガジェットモード
全幅 | 全高 | 厚さ |
---|---|---|
193mm | 114mm | 61mm |
通常の特殊ゴーグル形態。
鼻あて付近のセンサー「ディステンスメーター」で対象物までの距離を測定、複数枚のオプティカルレンズを内蔵した「ゴーグルシェル」を通して見た像は一旦裏側にあるスコープモニターに送られる事で、肉眼では目視不能なものでも鮮明に見えるようになる。
眉間にある「セッティングダイヤル」を操作する事で透視・熱源感知・暗視などの機能の切り替えも可能。
透明になっているものや、巧妙に隠されているもの、そのエネルギーの状態などを見通すことが出来る高性能視覚センサーとして機能する。
ライブモード
全幅 | 全高 | 全長 | 最高速度 |
---|---|---|---|
62mm | 109mm | 159mm | 15km/h |
デンデンメモリを装填したカタツムリ形態。事務所の見張り役を兼ねる。
目のセンサーカメラ「スネイルアイ」で障害物を検知して自立行動。裏面から粘着ジェルを噴出する脚部ユニット「スネイルレッグ」によって壁でも天井でも行動できる。
ギジメモリ自体に組み込まれた「センサーマウス」がライブモード前面に位置して周囲の変化を感知する他、ガジェット時の「ゴーグルシェル」は合わせる事で殻の「オプティカルレンズ」を構成。空気の流れや熱を測る高感度センサーとして機能する。
移動速度はガジェット中最低だが最高速度はママチャリで普通に走る位であり、一時的ならばそれなりのスピードが出せる模様(人間の平均歩行速度は時速4~6kmほどである)。
立体物
「メモリガジェットシリーズ06 デンデンセンサー」が2010年4月10日一般販売。
センサー機能が再現されており、ギジメモリにあるボタンを押すと約30秒間の間センサーが起動。
センサーの前を通過した影などに反応する
反応しにくい場合は寒色系蛍光灯の近くで反応しやすくなる。
余談
- カタツムリは英語でスネイル(snail)だが、これは「のろま」という意味合いもあるため避けられたと思われる。
- ガイアメモリにもサケ(酒)メモリやツマ(妻)メモリなどが和名のメモリは存在しているが、デンデンのような俗称が使われているのは恐らく唯一。
- 強いて挙げるなら「"U"nidentified "F"lying "O"bject」の略称が使われている「UFOメモリ」が近いか
- 数あるライダーアイテムの中でも巻貝がモチーフになっている物は非常に珍しい。