概要
ダイヤルとは、円盤形や円筒形で、任意の角度に回転させる事によって必要な数値や信号強度を機器に入力するための装置である。サイズや形状によっては「つまみ」と呼ばれることも。
ボタンなどと比べると、直感的に操作ができるためあらゆる分野で使用される。
著名なものは、テレビのチャンネルやラジオのチューニング、オーディオ機器の出力強度を調節するものや、カメラの設定、自動車のエアコン、黒電話の電話番号を入力するダイヤルである。
電話とダイヤル
電話交換が自動化された際、電話は相手の番号をダイヤルを回して掛けるというものであった。
このため、相手の番号を入力するために何度も回されるダイヤルは電話を掛ける作業の象徴とも言える存在となった。
プッシュホン電話が実用化され、こちらが主流となってからも「電話を掛けること」をダイヤルと呼ぶ文化は残り続けた。
今日でも耳にする「フリーダイヤル」や「ナビダイヤル」はその典型例であろう。