概要
本作に登場する仮面ライダーのうち、仮面ライダースカルが使用するエネルギー光弾銃。
仮面ライダーダブルが使用するトリガーマグナムのプロトタイプに当たる武器でもあり、その形状もトリガーマグナムと概ね同一であるが、カラーリングは持ち主のスカルに準じる形で黒をベースとしており、射撃時の姿勢安定を司る本体側面の「スカルスタビライザー」も、「S」の字を横倒しにする形で赤く染め上げられているのが特徴である(※)。
機能の面では、やはりトリガーマグナムと同様に銃身前部(グリップバレル)の起倒に応じて2つのモードを使い分けることが可能となっている。基本的には、スカルこと鳴海荘吉の「一撃必殺」の信条に基づく形で、バレルを起こした「マキシマムモード」として使用しており、メモリを装填していない状態でも強力な一撃を見舞うことができる。
一方で荘吉が仮面ライダーとなった直後――即ちスカルクリスタルの状態ではバレルを倒した「ノーマルモード」で使用したこともある。
作中では終ぞ使用されることはなかったものの、設定上では銃身後部にメモリガジェットを合体させ、攻撃の幅を広げることも勿論可能である。
(※ トリガーマグナムでは「W」の形状とされている箇所であり、その一部を黒く塗りつぶすことで「S」の字に見せている)
玩具
同名のなりきり玩具が2009年12月12日に発売。スカルメモリが付属する。
先行して発売された「トリガーマグナム」のリデコであり、ギミックもほぼ同一である。
収録音声はリデコ元から大きく変更されており、通常時の銃撃音は「トリガーマグナム」がマシンガンのような連射音であるのに対し、本商品は単発銃撃音になっている。
マキシマムドライブ待機時に、メモリ側から発せられる待機音もやはり独自のものとされているが、マキシマムドライブの銃撃音のみ「トリガーマグナム」と同一の音声になっている。
付属のスカルメモリは、前述のマキシマムドライブの待機音の他にも、ドライバーにセットすることで変身時の音声も鳴らすことが可能で、後に発売された「変身ベルト DXロストドライバー」(2010年8月発売)との組み合わせによりスカルへの変身を再現できるようになっている。