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イフェイオン(花騎士)

いふぇいおん

DMM.comのゲーム『フラワーナイトガール』に登場する花騎士の一人。植物のイフェイオン(ハナニラ)をモチーフにしたキャラクター。
目次 [非表示]

図鑑データ編集

名前イフェイオン
図鑑No.361
属性斬属性
品種ヒガンバナ科
所属国家ブロッサムヒル
花言葉悲しい別れ、恨み

「悲しい別れ」「恨み」......それがイフェイオンの花言葉。そう......行動原理ってやつ。頭にはこれしかない。その為ならなんだってする。「卑劣」なことだってするし、してきた。だから、わたしはもう後戻りできない。あなたの命を奪うまでは...。


概要編集

2017年9月19日開始のイベント『緊急任務 過去と未来の自叙伝』の報酬として実装された★5・斬属性の花騎士。イベントストーリーではホシクジャクとともにブロッサムヒルの警備任務に呼ばれ、ワレモコウ(成長する軍師)アカバナスイレン(成長する陰謀)ミント(成長する美徳)の成長の謎を追った。


団長を親の仇と呼び、その命を狙う花騎士。団長への愛が行き過ぎて危害を加えかねない花騎士は過去にもいたが、殺害を企てるのは初めて。武器は刃の付いた杖のように見えるが、専用装備によれば戦斧である。また元々ツンデレであり、ストーリーが進むにつれその要素が強くなる。


モチーフになった植物のイフェイオンは、ニラのような臭いがすることからハナニラとも呼ばれる。この臭いからネガティブな花言葉も多いが、その花が六芒星に似ていることから「ベツレヘムの星」の別名があるほか、それに関連して「星に願いを」というロマンチックな花言葉もある。

なおハナニラの原産地は南米アルゼンチンである。


性能面では、敵1体の攻撃力を10%低下させる、いわゆるデバフアビリティが特徴。同じアビリティを持つイベント報酬は打属性のレインリリー、魔属性のベラドンナ、突属性のストレリチアが登場しており、これで4属性が揃うこととなった。


2018年にはレアリティ昇華(他ゲームで言う所のケッコンカッコカリ)が導入され、彼女も早い時期にレアリティ昇華が実装された。

(早期実装された背景には、人気投票上位に入った事が理由)


☆6化する事により、デバブが敵3体を対象に強化、パーティメンバーのクリティカルダメージが35%上昇等の強化がされているが、装備や技レベルの上昇には☆6専用のアイテムで強化しなくてはいけないので、ある意味で一長一短と言える。強化する場合は、それを踏まえて慎重に行う事。


なお、イフェイオンの恨みは開花後に公開されるキャラクタークエスト、および好感度イベント(寝室)で解決する。花騎士のシステム上寝室が終わってもホーム画面では恨み言を言うので、一番時間が進んだ状態である寝室の前にキャラクタークエストを終わらせておこう。でないと即落ち二コマになってしまう。


図鑑データ(メイドVer)編集

メイドverイフェイオン

名前イフェイオン(メイド)
図鑑No.479
属性斬属性
品種ヒガンバナ科
所属国家ブロッサムヒル
花言葉悲しい別れ、恨み


「卑劣」なことをしてきたんだから、「恨み」を買うのは当然のこと。それなのに……誰もわたしを追い出さない。責めたりもしない。ここにいていいよって……団長もみんなも、そう言うの。悪いのは、わたしなのに……どうしてなのかな?


概要(メイドVer)編集

2018年10月よりスタートしたイベント『緊急任務 メイド・バイ・フラワー』で実装されたメイドバージョン。必殺技やアビリティも従来バージョンと変更になっている為、異なる運用方法を求められるだろう。こちらのレアリティは☆5なので、カウスリップと違って55連続でガチャを回す際の途中で出てくる可能性は高い。

(55連イベントは期間限定なので注意)


メイドVerでは過去の復讐に関する誤解が解けたというオリジナルから時間が進んだ状態で登場。団長のことを誤解していた罪悪感からか、一転して「団長に何を命令されてもいい」という自虐的なキャラになった。団長や他の花騎士からも昔のことについてお咎めはなかったようで、本人も自分が撒いた種による居づらさを感じつつも団長へ奉仕することで償いをしている。彼女も本当は優しい花騎士なのだ。


図鑑データ(パラレル)編集


概要(パラレル)編集

2022年11月に、カトレアエノテラとともに実装された。史上初の「イベント虹レア」。現代日本の高校生という設定で、吹奏楽部でトランペット担当。

エノテラが対抗意識を燃やす程の無自覚ヤンデレ少女である(メイドver.でもその気はあったが)。ラベンダーが奥手になったらこうなる、といった雰囲気。


こちらはなんと両親が健在。しかも親バカ。他ver.については「夢」として見ているようである。


余談編集

2024年1月7日には競馬フェアリーステークスにおいて、5番人気だった競走馬の「イフェイオン」が1着を取り、Xのトレンドに載る展開になった。


関連タグ編集

フラワーナイトガール 花騎士 イフェイオン ハナニラ 闇堕ち 光堕ち


緊急任務繋がり編集

通常Ver編集

イベント配布:イフェイオン

ガチャ:ホシクジャクミント(成長する美徳)アカバナスイレン(成長する陰謀)ワレモコウ(成長する軍師)


メイドVer編集

イベント配布:ボタンヅル

ガチャ:イフェイオン(メイド)カウスリップ(メイド)オレガノ












































※この先、ネタバレ注意!















まずイフェイオンが団長を狙っていた理由、それはかつて彼女の故郷近くで行われたある作戦で逃がしてしまった害虫によって、自分の両親が亡くなり、その原因となった作戦指揮を「団長が執っていた」からだと考えていたからである。しかし、その作戦によりによって団長は参加していないどころか、本件と全く関係ない別の作戦に加わっており、結果的に完全なターゲティングミスが起きている。

しかし、ここで一つ気になった人がいるだろう。




なぜ彼女は、こんな初歩的なミスをしたのだろうか?





害虫災害の実態編集


害虫のせいで、花騎士自身や近しい人の身に危険が及んだ例は枚挙の暇がない。イフェイオン初登場のイベントで共演したミントもその一人で、過去に親友を害虫に殺されており、消えないトラウマを植え付けられている。このことがメインストーリー2章にまで関わってくるため、ミントが事あるごとに本件に触れること、そしてミントがチュートリアルにも登場する事実上の初期キャラであることも相まって本件の知名度は高い。他にもアルストロメリアも幼い頃に害虫に殺されかけており、こちらもキャラクタークエストだけでなく漫画版にまで取り上げられている。また、絵師が同じスターチスも母親が害虫に殺されており、母親について触れると普段のいたずら好きな明るい性格が崩壊して憎悪に歪むほど害虫を憎んでいる。クロユリギンリョウソウなど、過去の戦友を害虫との戦いの中で看取ったキャラもおり、彼女たちも心に深い闇を抱いている様が見受けられる。クロユリの件はメインストーリー3章にも深く関わってくる、サブストーリー「水影の騎士」でも取り上げられているだけでなく、相方のゼラニウムにまで関係してくるため、これも比較的知名度が高い。他にも、身内を害虫に殺されたという花騎士は複数確認されている。「害虫の毒」という意味ならば、広義にはそのせいで何世紀もコールドスリープ状態だったネムノキや、監獄島最後の生き残りであるルドベキアなどもカウントできる。


このように、害虫災害の被害者でもある花騎士も少なくなく、そこから害虫災害自体珍しいものではなく、また身近に差し迫った深刻な問題であることがわかる。今後もこのような害虫災害の被害者が花騎士として登場する可能性があり、そうしたキャラと周囲との絡みが一つの注目ポイントにもなっている。


こうしたキャラのほとんどは害虫に並々ならぬ敵意を持っており、ともすれば冷静さを失い生き急いでいると言われかねない言動のキャラも見られる。しかし、害虫災害の被害者の中でイフェイオンだけ過去の事情から少し異質な要素があり、それゆえ対害虫のみならず対人にも敵意を見せている。




前述のとおりイフェイオンは団長を葬るためにかなり周到に準備をしている。だがそんな彼女の作戦には、あまりに致命的すぎる、根本的な問題がある。それが前述のターゲティングミスであり、それに気づいた時には既に団長に対する感情が変わってきており、「復讐」の意欲も薄れて来ていた(そもそも、復讐すること自体に何の意味も見出ださなくなっていた)。






害虫との「戦争」編集

そしてついに、問題の作戦の司令官、つまり、「イフェイオンの両親の敵」が判明するも、その人物は既に故人だった。自らの不手際を悔いた末、別の作戦で自ら特攻して集落を守り、そのまま戦死したのだという。前述のクロユリやギンリョウソウに通じるものがあるが、問題の騎士団長もまた、生き急ぐ程にこの件を重く受け止めていたことが窺える。


三章でも語られていたが、害虫との戦いはどちらかと言うと戦争に近しいものであり、害虫災害もある意味、害虫側の武力攻撃とみなすことができる。

実際、単なる生物としてのみならず、明確な知性を持つ害虫も見られる。ミズウォルムナイドホグルはわかりやすい例で、言語の活用もできると考えられる描写も見られる。ミズウォルムはさらにセレブロよろしく他の生物に取り憑き操ることすらできる。


この環境下で、しかも千年以上続いている戦争で犠牲は避けられないが、どうすれば犠牲を最小限で済ませられるか、また犠牲とどう向き合うか、は永遠の命題となる。





















それにしても、ここまで「用意周到」な彼女が、こんな「無関係に等しい相手を狙う」という一番大事なところで間違えていること自体が奇妙なことであり、それゆえに「まだ語られていない何かがあるのでは?」とも推測される。




果たしてそれは一体何なのだろうか?彼女が復讐の相手を決める過程で、何があったのだろうか?

いつか語られるその時まで、あらゆる想像を膨らませて待っていよう。

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