図鑑データ
「アネモネの花言葉は「儚い夢」とか「薄れゆく希望」とか暗いものが多いんだよね。だからあんまり人に喜ばれることはないかな。でも「貴方を信じて待つ」っていうのもあるから。夢や希望、そして貴方のことをどうか……信じさせて?」
「グランデ・フルール……うん、私の転機になった、かな?だって貴方の声が、こんなにも確かなものをくれたから。もう「儚い夢」も「うすれゆく希望」もどこにもない。信じてくれて、ありがとう。私も精一杯応えるよ。」
「「儚い夢」「薄れゆく希望」…。そんな花言葉を持っている私が、光華祭で選ばれた。だから、私は変わる、変わってみせる。私を信じて待っててくれた人の為に……全てをさらけ出せる、私になる。それを、この衣装に誓うから…。」
「「あなたを信じて待つ」……「真実」。これが、アネモネの花言葉。今の私の中にあるのは……このふたつ。それに従って、私は生きる……生きて前に進みたい。だから改めて……これからも、よろしくね。」
「「あなたを信じて待つ」。アネモネの花言葉だけど、私はもうそれだけじゃ満足できない。待つんじゃなくて一緒に……愛する人と手を繋いで、同じ方向を見て、一緒に歩いていきたい。これが今の私の「真実」。ふふ、「儚い夢」なんて言わせないからね。」
「私の「真実」は私が決める。アネモネの花言葉だからじゃない。貴方や、皆が、そうしたいって思わせてくれた。私は花騎士で、貴方が大好きで、愛してる。この真実を抱いて、私は槍を握り続ける……どうか見守ってて、貴方。」
「こんにちは。聖スプリングガーデン女学園のアネモネだよ。美化委員に入ってて、ラクロス部と合唱部でも活動してる。掃除するのは好きだし、歌うのも好きだから。これからよろしくね。」
「アネモネの花言葉は、「あなたを信じて待つ」。だから、着せてくれるって信じてはいたけど……正直、予想してたよりずっと早かったよ。もしかして、我慢できなかったってことかな?ふふっ」
「ウサギって、生命力や豊かさの象徴なんだってね。私も、貴方にそういうものをあげられる存在になりたいな。ううん、必ずなるよ。私の花言葉は「儚い夢」だけど……この夢は必ず実現させる。」
昔、いろいろあって……概要を信じるのが、ちょっと怖いんだよね。
ゲーム開始初期から存在する☆6の花騎士。花言葉の「薄れゆく希望」という言葉の通り、ややネガティブ思考。しかし団長のことは信頼し、前向きにサポートを努めようとする健気な女の子である。掃除と歌が得意だが、歌は恥ずかしがってしまう。そしてちょっとぼーっとする一面がある。
プレゼントの好みがケーキになっているものの甘い物は苦手で、団長は毎回「甘さ控えめのケーキ」を探してきている。少なくとも酒が飲める年齢であり決して嫌いではないようだが、あまり強くはない。
そんな彼女の性格を形成してしまった出来事、それはかつて親友の女性に裏切られ、酷い仕打ちを受けたことである。
元々その親友とはとても仲が良かったのだが、当時親友と付き合っていた彼氏がアネモネに惚れてしまい、アネモネは親友を思いやってその好意を拒絶したものの、これを発端に親友と彼氏は関係が悪くなり破局してしまう。
この際に親友はあろうことか「アネモネが彼氏を誘惑した」と誤解して逆恨みし、報復として周囲の人間にアネモネを貶める噂を流すことで彼女を孤立させ、アネモネは心に大きな傷を負い孤独な時間を過ごすこととなり、信じていた親友に裏切られ陥れられたショックから人間不信に陥ってしまった。
この親友はその後、「光華の姫君」バージョンのキャラクエで登場。この頃には元彼から事の真相を聞いたのか、はたまた自分自身でアネモネが自分を裏切るような人物ではないと思い直したのか、アネモネへの恨みを失ったばかりか自分が彼女にしてしまった仕打ちに対して深い罪悪感を抱いていた。
キャラクエでは彼女が乗っていた馬車が害虫に襲われ、近くに居合わせていたアネモネと団長が救援に入ることとなり、2人は数年ぶりの再会を果たす。一瞬お互いに固まったものの、すぐさまアネモネは花騎士として毅然とした態度で救助活動に務め、自分にもためらいなく手を差し伸べる姿を見て、親友は悔恨と自身の情けなさから泣き崩れてしまう。
それを見ていた団長に答える形でアネモネが自身と親友の過去について語ることとなり、その上で親友の心情も慮った団長からの後押しを受けて再び向き合うことを決め、アネモネと親友の2人は和解を果たした。
これ以降のアネモネは大人しい性格はそのままであるもののネガティブな言動が減って徐々に前向きになり、団長への愛情もより積極的に示すようになった。
ちなみに実装自体は光華の姫君よりも後である「天つ花の令嬢」バージョンのキャラクエは(少なくとも2話目までは)時系列的にはこれの前日談に当たるらしく、アネモネがまだ過去のトラウマを解消できていないほか、アネモネの過去をより断片的に聞いた団長は、親友についてこの時点では慮るどころか、アネモネを傷付けたことに強く憤り「悪魔のような女」と断じている。
自分を過去のトラウマから救い、自分を信じ、そして信じさせてくれた団長に対しては強い信頼と愛情を寄せている。その一方で潔癖な一面もあり、団長から不埒な視線や雰囲気を感じると「いやらしい…」とジト目で非難することもある。
単純にバージョンの多さ故にキャラストーリーが豊富であることに加え、元々のキャラ設定と背景が暗く重めであることもあってか、キャラストの方も甘いものだけでなくシリアスな展開も多く、特にノーマルverの開花後のストーリーでは、アネモネが害虫に重傷を負わされてあわや…という深刻なシナリオが描かれた。
その一方で普段の日常を描いたシナリオでは生真面目さ故の天然な一面を見せたり、恋人らしく団長とのデートを楽しむなど、色々な顔を見せている。特にR-18版の寝室(Hシーン)では後発のバージョンになって経験を積むにつれて団長の相手をすることに余裕が出てきている。平常時のボイスでも年少の花騎士への教育について団長に窘める感じで意見を述べたり、他の花騎士への気遣いを見せるようになるなど、次第に正妻感を身に付けつつある。ちなみに団長に対する呼び方はほぼ一貫して「貴方(あなた)」である。
必殺技は3回ランダムに敵を1体ずつ攻撃するもので、見た目のかっこよさとは裏腹に威力が低く、☆6の中でも微妙な扱いであったが、後に威力が底上げされ評価が見直された。
更に2016年10月17日に3回攻撃した後に全体攻撃1回のフィニッシュが追加され、より殲滅力が増した。
世界花の巫女verでは全体攻撃スキルとスキル発動率1.2倍アップを両立している。
元々キャラ人気が高かったために第二回人気投票で2位を勝ち取り、2016年9月5日に☆5の世界花の巫女バージョンが追加されることになった。性格もより前向きになり、待機時に箒で掃除しているので庭園で色々と利用できそうである。
2017年7月31日に第三回人気投票で再び2位にランクインしたことによりエプロン姿の専用スキンが追加された。その見た目や台詞はもはや新妻である。どっちのバージョンでも変更が可能なのも嬉しいところ。
2017年9月4日、まさかの3周目ver「光華の姫君」が☆5で追加。これは花騎士では初めてのことであり、同時実装のカトレアと並ぶ記録である。SDがこれまで以上に気合が入っており、喜びモーションの恥じらいの表情からぬるぬる動く庭園Aのダンス(そして最後に照れる)まで、もはや☆5とは思えないレベルに可愛く仕上がっている。ちなみに、人気キャラでありながらもこの時は通常verも巫女verもまだ正式な開花が実装されていなかったが、2017年12月4日にようやく通常verの正式な開花が実装された(これまでは能力のみ開花が先行実装されていた)。
2018年10月29日には、更に4周目verとなる「天つ花の令嬢」が☆5で実装された。今回に限って言えばトリカブトの☆6ver実装及びシリアルコード組からの昇格が大きかった影響で、あまり目立っていない可能性も高いだろうか。
それでも大正時代の女学生を思わせる初期状態の和装や、進化後の天女を模した豪奢な衣装、ヌンチャクや三節棍(というより最早ガリアンソード)のような変形を遂げた槍などデザイン自体への評価は高く、性格的にも団長の「ただいまのキス」のリクエストに恥ずかしがりながらも応じるなど、より前向きになると同時に団長とも親密になってきている。
2020年2月25日には「天つ花の令嬢」の開花絵とシナリオが追加され、それまでの和装とは打って変わってパーティードレス姿となった。
シナリオでは才華祭の後に開かれたパーティーに団長と共に参加し、余所の騎士団長や花騎士に挨拶回りをしている。この際丁寧に受け答えをしながらもしっかりと団長を立てており、さながら夫の仕事関係の会合に付き添う妻状態。一方で団長を目当てに近付いてきた他の花騎士に丁寧かつ穏やかに接しながらも妙な迫力で追い返したり、自身を目当てに近付いてきた貴族たちには団長のことを「私にとって、一番大切な人です」と含みのある言い回しで紹介するなど、したたかさ…というか最早完全に正妻の風格を見せている。
追加された寝室では団長も完全にアネモネに操を立てていることが明かされ、一途な相思相愛っぷりが描かれた。もうお前ら結婚しろ。
なお、2019年2月に行われた第五回人気投票「精華祭スノウロマンティカ」にて再び入賞…したばかりかとうとうファン待望の総合1位を獲得。同年9月30日には5周目verとしてノーマル以来2度目の☆6となる「精華の王女」が実装された(☆5の3verもレアリティ昇華すれば☆6にはできる)。
イベント内での描写、キャラクエの内容が共にアネモネの過去の苦難を振り返り、そしてそれを乗り越えさせてくれた仲間への感謝、そして団長への愛情を伝える内容となっていて、まさにアネモネの物語の集大成のように描かれている。
図鑑での自己紹介ボイスでは元々の性格と花言葉にも暗めな要素が少なくないこともあって当初はネガティブな雰囲気があったが、新バージョンが出るたびに徐々に前向きになっていき、精華の王女ではついに花言葉のネガティブ要素を自ら否定できるようにまでなった。これもひとえに彼女を支え続けた団長の愛(メタ的には人気投票)の賜物であり、彼女の精神的成長は多くのアネモネ団長を感激させた。
ちなみにデートイベントでは意外と巧みなセールストークに弱く、乗せられるとついつい想定以上の買い物をしてしまうという主婦的に抜けた一面が描かれた。団長との親密さでは花騎士の中でもトップクラスで夫婦のようなやり取りが一際多く、かつ「新妻エプロン」という固有スキンまで持っているアネモネならではのエピソードと言えるかもしれない。
さらに2019年11月11日のアップデートで3つ目のスキンとなる「白ビキニ」が実装された。これまでスキンや別バージョンが常に人気投票の特典のみで、季節イベントに即したコスチュームと無縁だったアネモネにとっては待望ともいえる水着姿であり、当然これにも多くのアネモネ団長が歓喜した。
また、同一人物でも別バージョンなら同じ部隊に編成可能なので、精華の王女の追加によりアネモネ5人部隊も可能になった(もっと言えば4部隊でアネモネ20人+戦友5人のアネモネ25人編成や、クジラ艇でのアネモネ40人+戦友5人のアネモネ45人艇も可能)。
ただし精華の王女はせっかくの☆6実装でありながら、どういうわけかアビリティのバフやデバフの倍率が異様に低かったり、基本の運用と噛み合ってない効果が付くなど、性能面は悲惨なほど貧弱に設定されてしまった。特にせっかく統一パーティーが組めるようになったにもかかわらず他のアネモネ別バージョンとのセット運用には甚だ不向きな調整がなされてしまったため、実用面の性能を期待していたユーザーを大いにガッカリさせることとなってしまった。
これについては2020年10月19日に行われたアップデートで大幅な調整が入り、アビリティのバフとデバフの補助倍率の大幅な向上、元々別だった攻撃バフとダメージ無効のアビリティを統合した上で、空いた枠に新しく防御バフのアビリティを追加するなどのかなり思い切ったテコ入れを行ったことで性能が一気に改善された。
念願の人気投票1位獲得によって一旦落ち着くかと思いきや、なんと2020年2月に行われた第六回人気投票「万華祭カレイドクローマ」でも再び総合2位にランクインし、さらなる新バージョンの実装が正式に内定した。
1位のネムノキにはおよそ2700万票差で敗れたものの、3位のエノテラに対しては約1100万票差を付けており、未だ全花騎士の中では突出した人気を誇っていることを証明してみせた。
なお、お題投票における「①お母さんになってほしい花騎士」部門においても、プルメリアに次ぐ2位にランクインしている。単純に投票テーマの都合上他の2部門(「低レア」と「デビュー1年以内」)にはアネモネが投票不可だったこともあるが、上述のようにまだ幼い年頃の花騎士を気に掛けたり、散らかしてばかりのエピデンドラムなどに掃除好きとして手を焼くなど、面倒見の良い面も少なからず描かれていることも影響したものと思われる。
そして2020年10月26日開始のイベントにおいて6つ目のバージョン「夢語る花の聖女」が実装された。初期絵はサマードレスに近いデザインのワンピース。進化絵は豪奢なドレス姿で、アネモネ自身も進化時のボイスで遠回しに言及している通りウェディングドレスを彷彿とさせる意匠となっている。
キャラクエ、寝室、デートも勿論実装されたが、流石にアネモネ自身のドラマはもうあらかたやり尽くしたこともあってか、どれもひたすら団長とイチャイチャする内容となっており、上記の図鑑の自己紹介も含め、いずれのストーリーにおいてもとにかく台詞に「大好き」と「愛してる」が多い。
また、これまでのバージョンとは異なる特徴として、ボイスにおける他の花騎士への言及が非常に多いことが挙げられる。特に元々友人という設定のサンダーソニア絡みの台詞が多いほか、エピデンドラムには団長と一緒に進んで世話を焼いたり、ハロウィンボイスでは甘い物が苦手という設定から派生してチョコレートコスモスに子供が好む味のお菓子の作り方を習おうとしていたりと、従来のバージョンよりも他の花騎士との交流に積極的に臨んでいることが窺える。
2022年4月11日には「夢語る花の聖女」の開花絵とシナリオが追加。ヴェールがより豪奢になった一方で、全身を覆うローブを纏っているほか、靴は以前までのサンダル→ハイヒールから左右で丈が異なるブーツになり、槍もより大型で鋭い形状の物に変わるなど、戦闘用の衣装としても機能的な趣となっており、アネモネ自身も「動きやすい戦闘服」と気に入っている。
追加シナリオでは軽い体調不良になった団長を甲斐甲斐しく看病している。団長によれば騎士団での勤務中や、プライベートでも昼間のデート中は団長の方が立場が上らしいが、夜の私生活(ソッチ方面抜きでも)においては度々立場が逆転していることが語られた。
性能面はアビリティが味方への攻撃補助に特化しており、スキル発動率の上昇や突属性の味方全員を対象とした攻撃力アップ、さらにはパーティー内の攻撃属性の種類が少ないほどに倍率が上がる攻撃力上昇バフと、精華の王女の初期性能を反省したのかこちらはアネモネ統一パーティーに組み込む上でもとても相性の良い性能になっている。
2020年11月16日には4つ目のスキン「彼シャツ」が実装。何気にデザインに「夢語る花の聖女」のキャラストーリーとつながる要素もあり、趣深いことになっている。
その後、6周年記念となる2021年1月25日開始の人気投票イベント「千の羽のフラスベルグ」では、「過去に上位3位以上に3回以上入賞した花騎士」を対象とした「殿堂入り」が実装されることとなってしまい、エノテラ共々これ以上の入賞特典の新バージョンと、お題投票の特典が実装されないことが決まってしまった。ただし投票自体は可能で、その上で上位3位以内に入った場合、専用スキンはこれまで通り実装されることがアナウンスされた。
…そして同年2月22日に行われた結果発表は残念ながら4位。3位のクコになんとわずか約4万票という僅差で敗れての落選となった。ちなみに5位のヒガンバナには400万票近くの差をつけており、クコとはかなりの接戦であったことが分かる。
そして部門投票①「ドレス姿が見たい花騎士」の結果も4位となった。ただしこちらについては本投票と同部門の両方で2位を獲得したネムノキが規定によりこちらの特典対象からは外れて繰り下がりとなり、アネモネも殿堂入りのため特典対象からは外れてさらに繰り下がりとなった都合上、こちらの部門投票においては事実上入賞圏内にランクインしたという扱いにはなり、実際結果発表画面のアイコンには上位入賞を示すリボン装飾などの演出が施された(当然本投票の方には入っていない)。
なお、アネモネと一緒に今回から殿堂入りとなって大半の特典獲得権を失ったエノテラの結果は本投票20位、部門投票①12位と流石に大きく順位を落としており、特典獲得こそならなかったものの、ある意味アネモネの異様なまでの人気の高さを改めて証明する結果となったといえる。
特に部門投票①の方では上記の通り、そもそも殿堂入りによってすべての特典獲得権が剥奪されることは事前にアナウンスされていたため、実質的にはこちらでアネモネに投票しても、キャラ愛を示すこと一点以外については無駄(無効票)にしかならないと分かっていた状況からのこの結果である。アネモネ団長の執念恐るべし…。
また、殿堂入りに対するファンへの配慮もあってか、「千の羽のフラスベルグ」の開始と同時に実装された花騎士との結婚(ステータス開放)システム「永遠の誓い(祝福)」の初期対応枠10人の中の1人に選ばれ、専用ボイスとムービーが設けられた。
そして「永遠の誓い(祝福)」を達成した後はとうとう団長と正式に夫婦の間柄となる。これまでは頑なにその関係に至ることへの言及を避けてきたアネモネ自身もこちらの専用ボイスでは明確に妻として接するようになり、公私にわたって夫と寄り添う甘々な姿を見せてくれるようになった。
そして1年後の2022年1月24日から始まった7周年記念イベント「7周年人気投票!」では、なんと殿堂入り規定が解除されて堂々と投票可能キャラに復帰。投票の形式も変わって部門別投票が無くなって全員投票一本とし、上位10人に別バージョン実装、上位3人にはさらに専用スキンが追加されるという形になった。
そしてその結果は2月21日に発表され、アネモネは1億票以上を獲得して3年ぶり2度目の優勝に輝いた。勿論別バージョン、新スキン実装も内定である。
そして同年11月7日、特典☆6バージョンの「パラレル学園」が実装。登場イベントである「ときめきフラワースクール」自体が所謂現代パロディもので、これまでのキャラクターや世界観とは繋がりのない、普通の女子高生という設定で登場する。
これまでのキャラクターも反映して美化委員と合唱部に所属しているほか、ラクロス部も掛け持ちしており、進化絵がラクロスのユニフォームとなっている。
デートシナリオにてこちらの設定でも恋愛関係のこじれによって元親友と絶交してしまった過去があることが明かされたが、世界観の相違もあってか、完全に孤立させられて人間不信に陥ってしまったスプリングガーデンのアネモネの境遇と比べるとこちらは大分マイルドになっている模様で、学園でもクラスメイトとしっかりと交友関係を結んでいることが分かる。
さらに8周年イベントも目前となった2023年1月16日のメンテナンス後に、特典スキンの「ディアンドルスキン」が実装。これまで無償で貰えた特典スキンとは違って華霊石(ガチャ石)4800個か課金アイテムであるフラワーチケット60枚との交換となっており、一種の課金コンテンツとなってしまった。同日には他の特典対象キャラの新スキンもまとめて実装されたが、投票1位のアネモネのスキンのみ追加エピソードが実装された。
追加エピソード「プライベートカフェにご招待」では、多忙なデスクワークに追われて疲れ果てていた団長のためにアネモネがディアンドル姿になってコーヒーの給仕を行ったり、ストーリーの後半では団長を自室に招いてプライベートカフェを開き、彼の疲れを癒すために奔走した。
そして1月23日から始まった「8周年人気投票!」では再び殿堂入りとして特典報酬の対象外となった(勿論その上で投票することは可能)。前回とは違ってスキンも含めて入賞特典は一切もらえないことが明言された。
また前回も一緒に殿堂入りしていたエノテラに加え、今回はネムノキも殿堂入りに加わった。
そして2月20日に発表された最終結果は15位。初回から数えても初めてベスト10を下回る結果となったが、それでも票数としては3400万以上を獲得しており、特典なしの殿堂入りキャラという事情も踏まえれば大健闘と言えるだろう。
人気投票で再度殿堂入りとなって流石にもう新バージョンは出ないかと思われたが、なんと同年6月12日開始のイベント「花嫁に馳せる乙女の想い」で再びアネモネが出演し、☆6の新バージョン「ジューンブライド」がガチャで実装。もちろん衣装はイベントのテーマに沿った正真正銘のウェディングドレス姿となっている。
投票イベント関係以外では初となる季節イベントへの出演とウェディングドレスバージョンの実装に、多くのアネモネ団長が歓喜した。
2024年1月22日開始の「9周年人気投票!」ではエノテラ、ネムノキと共に再び殿堂入りから復帰。今回は組織票防止のためか、殿堂入り勢を復帰させた上で前半に通常通りマップ周回などで得られる投票券を使った人気投票を行った後、上位20人を対象に1アカウントにつき1票のみ投票できる決戦投票を行うという新しい方式で行われた。特典は決戦投票の1~10位までが新バージョンの実装、11~20位が新スキンの実装とされた。
その結果、前半投票ではまたも1人だけ1億票突破の1億1195票で1位通過。2位のヒガンバナに3500万票近くの差をつけての大勝となった。そしてその後の決戦投票では1776票を獲得して5位。今回もまた特典による新バージョンの実装が内定した。
組織票対策こそ行ったものの、結局新バージョンの特典対象圏内はアネモネだけでなくネムノキ(3位)やエノテラ(9位)、その他も大半が毎年の人気投票の上位勢か、実装から2年以内の最新世代のキャラであるヒャクニチソウ(1位。しかも既に彼女も3バージョン実装されている)やウィン(2位)、チコレ(7位)などで占められる結果となり、イベント終了後にはX(旧Twitter)などで未だ別バージョンが実装されていないベテランキャラのファンを中心に、今回の投票の方式や殿堂入りキャラの復帰などに対して疑問の声が上がることとなった。
その後、投票特典として緊急任務イベント「「あなたと歩く長い道」」の後半ガチャで、同年11月18日に☆6バージョン「儚い夢のバニー」が、シロタエギクの「あなたを支えるメイド」と同時に実装。また、この2週間前の11月5日には「パラレル学園」に開花絵が追加された。
2024年11月28日(27日深夜)にはエンジェリックリンク(エンクリ)に花騎士コラボとして参戦することとなった。こちらはガチャ限定となるようだが……。ミストトレインガールズコラボでは参戦しなかった分、まさかの登場に驚いた団長はいるかもしれない。
(実際、ミストレとエンクリコラボの両方で登場している花騎士がいるため)
こちらも本編の新バージョンと同じく(ガチャとイベント報酬の違いはあるが)シロタエギクと同時の実装となった。
関連イラスト…あ、ありがとう……ごめんね、びっくりしただけでちゃんと嬉しいから。
タグに関する余談
アネモネのみでは他作品の人名と被ってしまう。特にハイエボリューション第2章のタイトルにもなっているエウレカセブンのアネモネが多い為、花騎士のアネモネはこちらのタグを使う事を推奨する。