「王子、知っているか?
わたしの国にはの、『英雄色を好む』という言葉があるのだぞ? ふふ」
概要
カグヤは、2014年11月29日に発売したひびき遊 著の小説「千年戦争アイギス 月下の花嫁」の登場キャラクターにして、その小説に付いてくるシリアルコードをゲーム内で入力することで入手できるレアリティサファイアのプリンセスである。
政略結婚の許嫁として押しかけ気味に東方からやってきた公家の姫君。外見12歳ほどに見えるが実際は18歳で成人しており、口調も古風な合法ロリである。
物分りが良すぎる聡明さを持つ少女で、婚約者なのに王子のために大奥(つまりはハーレム)を作ると言い出した張本人。カグヤさん、懐広すぎます…。
小説とゲームでは設定が微妙に異なる部分があるため彼女の狙いが功を奏したのかはさておき、かくして王子の一大ハーレム部隊が世を救うことになるのである。
王子、爆発しろ。
イラストレーターは、加藤いつわ氏である。
戦闘力
小説を購入するだけで必ず手に入るプリンセスだからか、いわばレアリティシルバーのプリンセスと言っていいほどのレアリティに見合わない能力値の低さと、膨大なリソースを注ぎ込んで育てることでようやく真価を発揮するという、レアリティブラック以上に手のかかる大器晩成型のプリンセスでもある。
先述の通り、ステータスはかなり抑えられているものの、始めたばかりの王子にとっては貴重なプリンセス要員であり、彼女が部隊の初プリンセスになる人がほとんど(最近始めた人は特に)。
通常攻撃が魔法攻撃扱いである彼女はアーマー系などの物理防御が高い敵への切り札にもなり得る。
また、コストも初期から下限に達しており、16と低めで、召喚で手に入るプリンセス達よりもコストが安いのも利点となるだろう。
ただ、最大の難点はレアリティがサファイアのため対応する聖霊が非常に貴重な聖霊女王しかおらず、彼女のレベルを上げるのはかなり骨が折れることになる。
また、彼女の持つスキル「天剣ミカヅキムネチカ」は初期では効果時間の短さと待機時間の長さから使いづらさもネックとなる。
このため、ゲーム序盤こそ、その近接魔法攻撃の能力と好感度ボーナスによる能力値補正により部隊の主力になるだろうが、暫くして部隊が育ってくると成長不足のために主力から外されてしまいやすい。
彼女が再び活躍するのは、ストーリーミッションにて砂漠編をある程度クリアできるようになった頃、ハシムを大量に集めて育てるなどをし、覚醒に手が届くようになってからとなる。
覚醒
覚醒すると、ステータスが大幅に上昇するアビリティ「半月の覚醒」を習得することでようやくレアリティゴールドとプラチナの間くらいのステータスになる。
また、覚醒できるだけの戦力が整ってくるとスキルレベルを上げられる虹の聖霊もちらほら手に入れることが出来るようになるため、これを(気が遠くなるほど)投入しまくれば、相変わらず待機時間こそ長いものの、最大15秒間、攻撃力3倍の攻撃を振るえるようにもなる。
さらに、2015年3月30日に発売した小説「千年戦争アイギス 月下の花嫁II」で手に入るヒカゲまで覚醒させて一緒の部隊にすることで能力値がさらに+10%してコストが15に低下する。
ここまでに膨大なリソースが要求されるため育て上げるには愛が必要となるが、最終的には1級としての能力を持つプリンセスキャラとして恥じない活躍ができるようになる。まさに大器晩成型といえるユニットであろう。
好感度を上げたときのセリフ
0% | そなたも立派な男子、そろそろわたしを正妻に迎えるがよい! |
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15% | 英雄とは色を好むもの……。他のおなごに惚れてもよい。 |
30% | 愛人はかまわんが妻はあくまでわたしだ。ゆめゆめ忘れるな? |
50% | わたしの初めては全てそなたの為に。や、優しくするのだぞ? |
60% | 政略結婚に過ぎなかったが……わたしはそなたが夫でよかった。 |
80% | 相思相愛、だの? ふふふ。そなたは子は何人欲しいのだ? |
100% | 望月の夜にそなたと結ばれると心が満ち足りた気持ちになる。 |