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暗闇だろうと、私の矢は敵を逃さない。


概要

リタ


イベント『影の狙撃手』で実装された、レアリティプラチナアーチャー

イラストは伊藤隆生氏が担当。


人物像

黒髪セミロングに溶け込むような装いと、肩書きに即したかのような、全体的に黒っぽいデザイン。

それに加えて何かを憂いたようなジト目が高ポイント。

何気に豊満バストを持っており、寝室性能は非常に高い。グルグル目かわいい。

得物には近代的なコンパウンドボウを携え、側に魔物のような存在を従えている。


その黒っぽさから、白き射手ナナリーと並べると光と闇が両方そなわり最強に見える

一部で『ナナリータ』とか呼ばれたりもする。

ちなみに白のナナリーはレアリティ黒、黒のリタはレアリティ白(プラチナ)で真逆。 そういえばそんなキャラが他にも居ましたね

だからといってユニットとしてのシナジーは無いので悪しからず。

担当絵師による実演の様子、かっこいい。


そんないかにも強そうなオーラを纏っているが、その実態は千年戦争アイギス屈指の弄られキャラである。


リタちゃん不遇伝説

最大の特徴であるスキル「隠密」により、敵遠距離ユニットの攻撃に晒されず一方的に倒す事が可能。覚醒させるとアビリティ「影矢」でランダムに矢を2本発射するようになり、それなりの火力を発揮できる。


…が、「隠密」は自分が狙われる状況でしか役に立たないため、

活かすためには敢えて被弾するような配置にしなければならない上に、効果時間がスキルレベル10(最大)時点でも25秒とお世辞にも長いとは言えず使いづらさが目立つ。

また、そもそも被弾したくないという状況も乏しかったため、わざわざ姿を隠すくらいなら射殺したほうが早いという風潮もリタにとって逆風になっていた。


もっと根本的、そして致命的な問題もある。リタ自身は決して特別弱いユニットではないのだが、

千年戦争アイギスに於けるアーチャーという職は、全体的に強ユニットが集う激戦区なのだ。

最強のブラックと呼ばれる白き射手ナナリーを筆頭に、覚醒後は遠距離キラーとして活躍できる神速の射手バシラ、攻撃が高く覚醒すればアーチャー全体の火力を底上げできる妖精郷の射手スピカ、スキルで長時間高火力を発揮できる魔狩人ヴィクトリア等々…

あえてリタを起用する必要性は少ないと言わざるを得ない。


挙句、「影の狙撃手」終了直後に始まったイベント「亡国の将」で、リタより低いレアリティゴールドでありながら暗殺スキルを持つ彩華の射手シャオが登場し、貴重なイベント産アーチャーということで必死にリタを育成した王子は大いに面食らう羽目になってしまった。

性能が全く異なるとはいえ、コスト下限スキルレベル最大を狙うならリタより遥かに簡単だったというのが非常に大きい。


そしてトドメと言わんばかりに、その次に始まったイベント「魔人の宿命」では、射程こそ劣るものの火力が段違いに高い混血の狩人フランが登場。

防御系ステータスに優れるためにリタ同様に敵からの攻撃を受ける場面に強いと役割がかなり被っていた上に、衣装も全体的に黒っぽく、ジト目なところまで被っている有様。リタ涙目である。

登場から落ちぶれるまでがここまで早いユニットも珍しい。

担当絵師からも(色んな意味で)可哀想な子扱いされる有様である。

そんな性能のアレさから育てたものの(あるいは育ててすらいないことも)使わないまま第二兵舎に放り込むプレイヤーも多く、第二兵舎を指して「リタちゃんハウス」と呼ばれる事もある。


流石にこのままでは不味いと運営側にも同情されたのか2015年1月のメンテナンスにて隠密スキルに大胆な調整が加わり、倍になった効果時間に加え初動・再動も短縮されたことである程度実用が狙えるようになったのだが、

まだまだ不遇伝説は終わらない。


4月の登録130万人突破記念ゴールドラッシュにて☆3クリア後にドロップが解禁されるプラチナユニットとして初めてリタが登場したのだが、こともあろうに火力に定評のあるゴールドにおけるアーチャーのエースである鋼鉄弓クレアや、

因縁(?)浅からぬ混血の狩人フランもドロップするという嫌がらせのような人選。おまけにちょうどこの頃、スピカも交換所で入手可能だったというダメ押しも相まってさながらリタちゃん包囲網が出来上がっていた。運営いい加減にしろ。


続く6月の150万人突破記念ゴールドラッシュでも今度は射程に定評のある狩人ストレイとバッティングしたが、どちらかと言えば水路を泳いで(としか思えないルートで)陸地を渡り歩く光景の方がネタにされた。

リタちゃんの隠密への道のり。リタちゃん in ゴールドラッシュ

また、この前後ではスキル覚醒「絶影」の追加に覚醒アビリティ「影矢」の上方修正など悪いことばかりではなかった。


しかしその矢先にさらなる試練が訪れる。

7月末日、チュートリアルにおける召喚ユニットが槍騎兵キャリーから神速の射手バシラに差し替えられたのである。

キャリーさんリストラの事実にばかり目が行きがちだが、プラチナレアのアーチャーが必ず手に入るという事実は同レア同クラスであるリタの立ち位置を非常に怪しくするもので、

バシラに加えて比較的入手の容易なスピカとの二枚看板によってアーチャーが欲しい状況の大半は対応可能になってしまうため、リタの需要が低下する可能性が増してきた。


そして10月のイベント「暗黒騎士と聖なる森の番人」では予想外の方向からの刺客が現れた。

ついに同じ隠密スキルを持つユニット「聖森の番人リコラ」がイベント報酬になったのだ。

クラスはレンジャーということもありアーチャーの火力を支える対空特攻は持たないものの、攻撃力自体はリタを上回るのに加え、砂嵐や猛吹雪といった天候の影響を受けないクラス特性や、トラップトークンの設置など独自の強みを有する。

さらにリコラの覚醒アビリティはバシラと同じ「射撃優先」。遠距離攻撃を回避しつつ、攻撃してくる敵を優先的に排除するという流れを1人で担うリタとは一味違う戦い方が可能となる。

まさかの隠密系ライバルの登場、そして必然的に発生するスキル餌需要という新たなるネタ要素の可能性を見出す羽目になったリタちゃんの今後を多くの王子が危ぶんだ。


そして12月3日から始まった「闇ギルドの召使い」前半戦では事前告知なしに敵として登場、しかも倒せばユニット(もちろんリタ)をドロップするという王子たちの予想外の参戦を果たす。

2週間かけて行ういわゆる試練型緊急では「魔王の迷宮」以降過去の牧場(周回)型緊急の報酬だったユニットの復刻が並行して行われていたが、同イベントにおける魔法剣士シャルロットを筆頭に復刻はこのイベントまでは後半戦にて行われるパターンとなっていた。

そんな通例を破りまさかの前半戦。しかも告知もなく、ストーリー中でもその存在が一切言及されないという隠密っぷりに多くの王子が度肝を抜かれ、不具合を疑う王子まで現れたほど。

ちなみに後半戦の告知と共にリタが復刻中であることについても言及されており、(後半戦で復刻されたのはリタ…ではなく聖戦士マリーベル聖鎚闘士ミランダだった)

この一件以降は前半戦から復刻が始まるようになっている。そしてちゃんと告知もされるように。

リタちゃんの名誉を守るために補足しておくと、その後同じ形式で復刻された忍者アザミもストーリーで一切言及されないまま敵として登場している。


登場の仕方も以前の水路から更にネタっぷりに拍車がかかっており、「敵の船から登場したと思ったら船首からおもむろに海に飛び降り、その後王子側の船(敵の船と逆向きになっている)の船尾から歩いてやってくる」というシュールなもの。……海を泳いできたのだろうか?だとすれば彼女は意外と泳ぐのが得意なのかもしれない。


戦闘能力

素のステータスはそれほどではないが好感度ボーナスのおかげでプラチナのアーチャーの中では妖精郷の射手スピカに次ぐ防御力を誇る。一方HPはスピカより高く(というよりスピカだけが群を抜いて低いのだが)ステータスの傾向としては耐久性重視のアーチャーとなっている。

その代わり攻撃力が抑えられておりプラチナの中では最低。ゴールドにおける攻撃力トップの狩人ベラにはギリギリ勝っている程度。


4人いるプラチナのアーチャーの中では唯一のイベント報酬ユニットで、ゴールドラッシュでも報酬に設定されたことがあるため入手機会は多くコスト下限を狙いやすいのは長所。

交換による確実な入手手段が存在するスピカというライバルはいるものの、交換一回につき魔水晶200個を必要とし、(最初の1体目を含めれば)ストレートに下限成功しても600個、失敗すればそれ以上の数を要求される点ではリタより面倒とも言える。


スキルは「隠密」。発動から一定時間遠距離攻撃の対象にならない。

実装当初はレベル10で尚効果時間が25秒と短く使いづらくネタ扱いされたものの、メンテナンスで上方修正を受けてからは実用が視野に入るレベルに持ち直した。

また、リタ実装以降から徐々にあまり受けたくない威力の遠距離攻撃を放つ敵が増えてきており、イベント「山賊王への道」で王子達の度肝を抜いた聖霊の友セリアの聖霊友情アタック(聖霊ビット)や、ストーリーミッションの東の国などで猛威を振るうカラス天狗の錫杖や風神の攻撃などに対し、狙われることなく一方的に攻撃を仕掛けられるのはリタならではの芸当。

耐えて凌ぐタイプの混血の狩人フランと比べるとそもそも被弾しないため、ヒーラーの回復スピードを上回る手数で攻められるような状況でも気にすることなく攻撃を継続出来るのが強み。

毒沼・溶岩マップでない限りは回復役も必要なく、効果発動前後もある程度なら耐えられる他、一度射程内に対象を捉えると牛歩戦術から延々と遠距離攻撃を繰り出す黒弓ゴブリンや忍者といった面倒臭い挙動を取る敵の足を止めることがないのも利点か。

変わったところでは魔神降臨クエストで登場した魔神フールフールのカウンター(攻撃したユニットに対しフールフール自身の攻撃とは別に反撃を繰り出す)の効果を受けないことからフールフールを一方的に攻撃出来るユニットとして存在感を発揮した例も。

ただし攻撃が当たらなくなるわけではないため、攻撃モーションに入った後の敵の攻撃に対して隠密を発動しても回避出来るわけではなくそのまま直撃する。範囲攻撃に巻き込まれた場合も同様なのでこの点は注意が必要になる。

その効果から初見のマップで使いこなすのは難しく、王子の手腕が試されるスキルと言える。


覚醒

覚醒すると『アルテミス』に変化。

新たにアビリティ『影矢』を習得し、20%の確率で攻撃時に矢を二連射するようになる。

運次第の発動なので不安定ではあるものの、確率自体はこの手のスキルでは高い部類で期待値も上々なため火力に乏しいリタにとってはありがたいアビリティ。

ちなみに修正前は15%とやや低めだったため、鋼鉄弓クレアの「連射」(10%の確率で3連射)に期待値で負けていた。


スキル覚醒

スキル覚醒すると『絶影』に変化。

効果時間が倍以上の120秒に延長されるのに加え、待望の攻撃力強化1.2倍が追加された。

初動まで40秒という長さはネックではあるものの、2分という効果時間の長さは目を見張るものがある。一度発動してしまえば大抵のクエストなら戦闘終了まで粘れる時間は大きな強み。

再動も80秒とかなり長いものの2度目の使用機会はまず期待出来ないため意識することはあまり無いのは救いか。


評判

上記の通り、戦力としては割とクセのあるユニット。

実装当初はともかく、現在は隠密の「狙われない」という特性によりリタだからこそ出来るという芸当も増えてきており、繰り返すが決して使えないユニットではない。

一方で他のアーチャーと比べると火力面で劣っているのもまた事実であり、結局のところは適材適所という評価で落ち着く。

複数のリタを並べ、一斉にスキルを発動させることで遠距離攻撃を一切させることなく集中砲火を叩き込む通称「リタゾーン」というリタ愛から産まれた戦法も存在するため、リタが堂々の陽の光の下を歩けるか第二兵舎で不貞寝するかどうかは使う王子次第である。

リタちゃんが少しでも不憫だと思うなら一度は使ってみてあげて欲しいと願うばかりである。


その余りに不憫な境遇のせいか王子達からは妙に気に入られたようで、

ステージに潜んでいるリタを探す「リタちゃんを探せ!」や、

Chromeでアイギスをプレイしていると横から出てくる「漆黒の射手リタさんがチラチラ見てくる」が作られるなど、どことなくキャリーさんを彷彿とさせる愛されっぷりである。

「隠密」という特徴は二次創作において利便性が高いらしく、メインを張らない絵にもちゃっかり紛れ込んでいたりする事が多々。


好感度を上げたときのセリフ

0%暗闇だろうと、私の矢は敵を逃さない。
12%夜の静けさが、私には落ち着くんです。
25%お昼に散歩って、したことがないかもしれません。
50%光を暖かいと思えたのは初めてです。
60%王子の側にいると、太陽みたいに暖かいです。
80%王子の側にいたら、もっと色んなことがわかりますか?
100%今度は闇じゃなく、王子の光の下、この力を振るいます。

関連タグ

千年戦争アイギス アーチャー ステルス かくれんぼ 不憫

関連リンク

漆黒の射手リタ - 千年戦争アイギス攻略Wiki

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